丸2年の元気便り、キキサトから
おうちが決まって、丸2年が過ぎたキキちゃんとレオ君(元、サト君)から、元気便りが届きました。
相変わらず、仲良し(*^^*)
レオ君の保護当時のことは印象深く、鮮明に蘇ります。
雪降る中、ご近所さんのデッキに現れたもんだから、そこのお母さんがごはんや寝床を用意し、どうしたら良いか相談くださったのでした。
そして数日後、兄妹なのかまったくわかりませんが、サビ柄の女の子を連れてきました。キキちゃんと命名。
レオ君は「こっち、こっち!」と得意げに誘導しているようでした。
最初は隠れてそばにこないキキちゃんでしたが、そこのお母さんと一緒に「おいでー」と言いながら庭から道路に出て、さらに隣の空き地にごはんをおいたりして、少しずつ庭に誘導したんですよ。懐かしい。
2年よりずっと前のことのよう。
そして2匹とも捕まえて、健診受けさせて、不妊化手術もして、里親探しをしようと決意。
ぽちゃっとかわいいレオ君を先に捕まえました。意外なことに、家に入れるととてもビクビクしてしまい、里親探しが難航することは間違いないと、少々困りました。
なかなか寄り付かなかったキキちゃんのほうが、あっさりすんなり懐いてしまいました。
予定変更で、まずはキキちゃんを「幸せにゃんこの譲渡会」に連れて行きました。
すると、
「ネットで写真を見て、この子に会いに来ました!」
というご夫婦が現れ、迷われることなく即、決めてくださいました☆
しかも、「お留守番時間が長いから仲良しさんがいたら一緒に」とおっしゃってくださったので、
人見知りひどいレオ君のお話をさせていただいて、一緒にトライアルということになりました。
こんな出会い、なかなかありません
レオ君の人見知り度はなかなかのものでしたから、とても1匹では厳しい感じだったのです。
トライアル、正式譲渡と順調に進みました。
レオ君はなかなか慣れず、里親になってくださったIさんご夫婦にはとってもご苦労をおかけしました。
レオ君は一度、玄関ドアからすり抜けて出てしまったことがありました。キキちゃんをケージに入れて外に出し、鳴き声を聞かせたりして探してくださいました。
居場所がわかりホッとしましたが、人見知りゆえ、抱き上げることができず…
とにかく玄関を少し開けた状態で、静かに待っていただくことにしました。するとその日の深夜にそっと戻ってきたとのことでした。
キキちゃんはお布団をトイレと間違えることがありました。2つだったトイレを4つに増やし、1つは違うタイプのトイレ砂にしてくださったり、あれこれ工夫の末、失敗が減って、今ではまったくなくなったそうです!
そんなこんなで丸2年。
人見知りレオくんはすっかり慣れて、ママが大好きなコになったそうです☆
キキちゃんは、「会社に連れて行きたい」とパパをメロメロにさせているそうです(^^)
初めから順調な猫さんなんて、あまりいません。だっていきなり知らない場所に連れていかれ、何が何だかわからないのですから。
辛抱強く付き合って家族の絆を作ってくださったIさんご夫婦に感謝申し上げます。また、1年過ぎてもご連絡いただけることはとても嬉しいし、あの怖がりサト君がデレデレになったということは、今後の保護活動の励みになります。
2ニャンを幸せにしてくださって、本当にありがとうございます
またぜひ、お便りくださいね♪ 楽しみにしています。