« 助けを求める子猫がまた・・・ | トップページ | 2回目ワクチン、無事終了 »

2012年9月24日 (月)

水嫌いのアビー君、川へ行く!

先週土曜は那珂川の上流へピクニックへ行きました。
アビーは初めての遠出です。ドライブが大好きなアビー。ノリノリで車に飛び乗りました。

2時間のドライブとなるため、アビーは朝ごはん抜きです。車酔いの可能性がある子は当たり前の処置ですよね。なのに!!!夫が「かわいそうだ」と言っておやつをあげ、運転中も私が休憩入れてと何度も頼んだのに走り続けたため、結局、到着目前でおやつを吐いてしまいました。

Abbynodrive2


どうして夫はいつも私のお願いを聞かないのかしらっ!!!と腹を立てたところで、結局、水道のない場所でたくさんのティッシュやタオルを使ってクレートを掃除するのも、私なんです。次からは夫はお留守番です、アビーのためにも連れて行きません。


ちなみに、ドライブ大好きのジャスミンは吐いたことがないため、なんらおかまい不要ですが、アビーに付き合って朝ごはんを抜きました。みんなで努力した朝だったのに、夫のおかげで台無し。

しかもドライブ時だけは喜んでクレートに入るアビーでしたが、吐いたことが辛かったのか、帰り際にはクレートに入らなくなってしまい、無理に引っ張ると飛び上がって首をぶんぶん振って抵抗しました。

こうなるともうどうにもならないアビー。背中側から上半身を抱きかかえて、朝作ったばかりのささみジャーキーをクレート内に入れると少し興味を示したので、お尻を持ち上げてクレートに押し込めました。手荒でしたが仕方がありません。興奮しすぎて首輪が抜けたりリードが切れたりしたら恐ろしいですから。クレートトレーニングはまたやり直します。。。

夫の身勝手な判断が、一日中私の手を焼くことになったわけです。

やっぱりもう次は夫は連れて行かないことにします!! でもなぜか行きたがるんですよねー、まったく(笑)
 

夫の悪口半分ですが(笑)、本当のところそれを言いたいわけではなく、

犬は人の行動如何で反応は大きく変わってくる、ということなんですよね。

今回のピクニックには1月に保護した茶美ちゃんの里親になったくださったAさんや友人ふたりをお誘いし、犬は総勢5匹となりました。

アビーは着いた早々は現場チェックを念入りにして少々緊張が見られたので、同席してくれた皆さんには「気をつけてね。穏やかに見えてもどう出るかわからないから」と念のための注意をお願いしておきました。

20120922_11_12_23

時間が経つにつれて、アビーは初めて見る人や、オートキャンプをしている人たちを静かに眺め、時に横たわり気持ちよさそうに昼寝をしていました。誰か動けばすぐ反応するジャスミンよりずっと穏やかで助かりました。


20120922_11_12_232
 

なんと川にも入りました。他の犬たちが楽しそうにはしゃいでいるのを見て興奮したのか、あんなに水が嫌いなアビーでも足の半分くらいが浸かるほどパシャパシャと川に入っていきました。水に慣らせるかもしれないと、希望が少し見えました。

後半、犬たちも人たちもその場に慣れてきて、昼寝でもしたいと思うほど気持ちよい風が流れてきたとき、Aさんが座り込んで撫でていたアビーと顔同士をゴツンとぶつけ、Aさんは前歯を強く打ってしまいました。星がチラつくほど痛かったことと思います。あーーー、ごめんなさいっ!!!

犬の本質として、真正面からじっと見つめられることは「勝負する?」の問いかけと判断します。幼いころに多くの人に抱っこしてもらい、人を見つめることは良いことだと学習している犬は別ですが、根本的に犬は見つめられることが苦手です。親しくない犬には触れないことが基本で、犬が撫でてほしいと寄ってきた場合は、人は立ったまま軽く撫でてやるのが無難でしょう。座り込んで念入りに撫でると犬は緊張し、耐えられなくなるとその場から逃げます。アビーもその「逃げる」行動で、ふいに立ちあがったのだろうと想像します。犬が撫でられることを受け入れているときは頭や耳を下げ、お尻を振ったり、お腹を見せたりしますので、その表現がないときは拒否していることになるので要注意です。
 

兎にも角にも、この日のバタバタに懲りることなく、私はこれからもアビーを連れて、ジャスミンと一緒に出掛けようと思います。また、この日得た、いくつもの教訓は、しっかり次に生かさなくてはと思いました。

<教訓>
 ・夫には「朝ごはん済み」とウソをつき、出発1時間後には私が「吐きそう!」と訴え、休憩を入れること(笑)
 ・行きは犬の胃を空っぽにしてやること
 ・途中休憩時は外に出してやること
 ・苦手だと決めつけずに、川に入ったり等、経験させること
 ・アビーには触れないよう、周囲の人にもっと注意を促すこと

最後の点はとても重要で、アビーが危険な咬みつき犬だという話ではなく、撫でられるのを好まない愛想のない性格であり、知らない人には興味を持たない犬であることをきちんと周囲に伝えなければならないと思いました。これは重要課題です。ジャスミンが人好きなことから、今までそういう部分に注意を払ったことがありませんでした。

思えば、ジャスミンのトレーナーさんは、数年も預かっている柴犬をフィールドに連れてきているのですが、傍目には年を取っているせいか穏やかに見え、いつもうたた寝をしているようです。でもトレーナーさんは「半径10m以上、近づかないで!」と毎度言います。とても強い口調で。最初の頃は「近づいて指や腕がちぎれても知らないからね!!!」とまで注意してくれました。

このワンちゃんは触られることが恐怖で、いったんキレると飼い主さんのことでも流血するほど何度も咬みつくそうです。先生が最初にそのご自宅に行かれたときはあちこちに血痕染みがあり、躊躇するほどだったと話してくれました。

だから強烈な表現で、注意を促しているのだなと。私も大げさなくらい注意を払った方が間違いないなと気付かされました。

そんなこんなで、穏やかに見えてもそれが本質とは限りません。飼い主として周囲にはしっかり注意を促さなくてはなりませんね。トレーナーさんはさすがプロだと思いました。注意の仕方が本気です。

これは余談ですが、先生は、そんな不安定なワンちゃんのことも閉じこめることなく、フィールド内でちゃんと運動させてやっています。初めて会った3年前は、そのわんちゃんはロングリード着用でしたが、いまは何もつけずにフリーです。そして呼べば来るように教育済みで、トレーナーとしておごることなく、呼んで来たら必ずおやつをあげています。そんな細かいところが、犬の幸せをつくることに繋がっているんだなと感心させられます。先生が救っていなかったら、今頃そのワンちゃんは生きていないかもしれないのですから。

そこまできめ細やかな配慮はハードルが高すぎるので私にはできそうもありませんが、もうちょっと気を配らなければならないと思い直しました。人に怪我をさせないように。そしてアビーも我慢しなくてよいように。

これまた余談ですが、先生の犬たちは歯がきれい!ジャスミンのこびりついた歯石を犬の歯医者さんで取ってもらおうかなと相談したら、「だから歯磨きしろっていったのに!病気でもないのに麻酔をかけるなんて虐待に等しい!」と怒られました。反省してもしきれません。

犬の幸せは飼い主次第。プロだからアマだからと言い訳せず、ちゃんと時間を作ってやるべきことはやらなきゃ。。。

余談ばかりになりましたが、今回の遠出をきっかけに、アビーはちゃんと「うちのコ」になったんだなと感じました。ジャスミンが川で遊ぶのを見て一緒に楽しんだし、暴れる体を抱きかかえても歯を当てなくなったし、そばにいてやれば初めての場所でも落ち着いていられます。

今では歯磨きもさせてくれます。コマンドは不完全そのものですが、私や夫への攻撃がなくなったのですから、私も認めてもらえたんだな~と嬉しくなります。

そんなわけで、身も心も「うちのコ」になったアビー(笑)。そろそろ、このブログから卒業させようと思います。アビーの行く末を見守ってくださった皆様、ありがとうございました。うちのコ自慢の別ブログ「花よりわんにゃん」のほうに登場させようと思っています。そちらは自己満足な、ふざけた日記なので、見ないでください(笑)

アビーの「歯磨き」風景だけは面白いので、近々動画で撮ってこちらで公開しようと思っています。お楽しみに!


« 助けを求める子猫がまた・・・ | トップページ | 2回目ワクチン、無事終了 »

福島被災犬猫たち2(決定)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 水嫌いのアビー君、川へ行く!:

« 助けを求める子猫がまた・・・ | トップページ | 2回目ワクチン、無事終了 »

カテゴリー

2020年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

よく利用するサイト

  • ミャオ!ねこのおうち譲渡会
    ミャオ!ねこのおうち譲渡会
    東京都で開催されている、ねこちゃんの譲渡会
  • ペットのおうち
    ペットのおうち
    ペット全般の里親募集を行っているサイト。
  • NPO法人 東京キャットガーディアン〜子猫の里親募集〜

    常時100匹以上の猫ちゃんを世話し、シェルターがそのまま「保護猫カフェ」となっている。「猫付きマンション」や「ねこねこ110番」、「そとねこ病院」など、常に新しいアイディアで不幸な猫たちをどんどん減らしている。 「誰も望んでいない殺処分。足りないのは愛情ではなく、システムです。」というキャッチが私は大好きです。ぜひ応援してほしい。
  • がんばっペット
    東日本大震災福島保護犬猫の一覧
  • ペットフード ann.(アン.)

    オーナーさんが厳選した、犬猫のための食品を販売している。特に多種多様のオヤツが嬉しい。「ann.オリジナル」のオヤツは食にうるさい犬猫にも人気。どの商品も安心して購入できる。