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2012年12月17日 (月)

ペットにも深い愛情を。

久々の更新です。仕事がちょっと忙しくなると滞ります・・・
毎日24時間じゃ、足りません(笑)
 
私の仕事の半分は農業。真夏と真冬にピークがきます。
そんな仕事を選ぶなんて物好きな(笑)

今日のような雨の日は迷わず「休み」にします。
 
 
そして秋には体を休めるとともに、趣味に時間を割き、犬猫の勉強もしました。

犬猫の心理、飼養に最適な環境について、メディカルケア、食事と栄養・・・
そして万が一のときの蘇生法。それから動物関係の法律のことも。

知らなかったことがいくつもありました。
まだまだ知らないこともたくさんあるとは思いますが、
とにかくよく観察して、なあなあにしないことが、
心身ともに健康で大病をさせない重要なポイントだと改めて感じました。
 
「よしよし」だけでは幸せになれないかもよ~  ってこと。
 
 
私の周りには、頼れる人がたくさんいます。
自他ともに認める「愛犬家」がいて、
どんなコも懐かせてしまう「愛猫家」がいて、
ドッグスポーツ愛好家もいるし、犬猫栄養学のプロもいます。
日本代表として渡米経験のあるドッグトレーナーさんもいるし、
健康面も考えてくれるトリマーさんや、優良ブリーダーさんも。
 
なにか気になることがあれば彼らを頼ることができるし、
お互いに問題点を話し合って改善策を模索することもできる。
本当にありがたいコミュニティがあります。
大げさに思われるかもしれませんが、
そういった意識の高い人々とのつながりは私の宝物だと思っています。


自分のやり方を指摘されるとへそを曲げる人もいますが、
本当に動物を大事に考えられる人はより多くの意見を求めるものです。

これは仕事でも同じ。「より良いもの」を作るために妥協はしない。
サボることはあっても、手抜きはしない(笑)

そんなこんなで、この秋、本当にあった、犬猫がらみの話を少し。
ためになるといいのですが。
 
 
★メスの子猫でも尿路結石になる
 
「生後半年になるかならないかで保護した子猫が、頻尿で水をよく飲む」と
心配して電話をくださった方がいます。
私は、「よく動く子猫なら、成猫よりたくさん飲みますけどねぇ」と答えました。
でもその方はそんなことはよくご存知で、異常だと言うのです。
 
近々避妊手術の予定もあるけれど、その前に確認したいと。
麻酔で異常が起きたら怖いからということでした。

とりあえず病院に行くとすれば、あれこれ検査されるため
不慣れな猫がかわいそうだということになり、
まずは尿検査をしてみたらどうかしらと提案しました。
 
すると、翌日また電話。
「女の子は尿が採りにくくて、痛みが避けられないと本に書いてあったのよ」と。

そこで尿の取り方を説明しました。
「システムトイレ」と呼ばれるすのこタイプのものを使い、
すのこの上は通常のチップを、下には敷くはずのマットを敷かないでおけば、
尿がそのまま残ります。
 
そうすれば、自宅で市販の酸性度チェックシートでチェックしてから
病院へ行くこともできますね。

その方はさっそくトレイを買いに行き、半日彼女を見守り、
尿を採取、やっぱり酸性だわ!と、急いで病院へ持っていったそうです。
 
すると結石が見つかりました。
 
子猫に結石ー?!!と驚きましたが、
恐怖やストレスや環境で、メスの子猫でも結石ができることがあるということでした。

これは本当に勉強になりました。
その方の「水をよく飲む」という観察力がすばらしかったと思います。
お皿に入れる水の量を計り、何CC減ったかを1日後にちゃんと計ることを
3日続けられたのでした。
簡単なことですが、そこまでやる人はそう多くないと思います。

私だったら血尿が出てから慌てたかもしれません。
本当に勉強になりました!!
 
 
 
★脱走の常習犬
1キロ離れた隣町に、しょっちゅう脱走するコーギー犬がいます。
うちの町内に2年位前から頻繁に現れ、その度にお決まりのスーパーで
飼い主さんに引き渡します。短い脚でとっとことっとこ良く走ります。

うちの町内は犬飼い同士のコミュニティが盛んなので、
顔と名前とお宅が一致する飼い犬が20~30匹はいます。

先日もまた脱走コギちゃんが現れました。その日はあいにく、
そのコギちゃんを知らない人が保護しました。
 
「あのお宅のコーギー犬だわ!」と思った保護者さんは
友人宅までコギちゃんを連れて歩きました。
でもそのお宅のコーギー犬ではなかったのです。

そこで私の電話が鳴ります。mailです。
 
「この子、るんちゃんよね?」の一行と写真が添付されていました。

すぐに私は
 
「そうそう!るんちゃんちの電話番号はこれ」と返しました。
 
これでるんたんは無事におうちに帰ることができました。

日々のコミュニケーションの賜物です。
 
警察に連れて行かれていたら、寒く寂しい倉庫で一晩を過ごしたかもしれません。

ちなみにうちの町内は600世帯超え、るんちゃんちは1キロ離れた隣町。
こんな条件でも、愛犬家コミュミティはしっかり成り立ちます。

 
★子猫がひかれて・・・

当ブログでも書きましたが、町内でまだ幼い猫が、2週間のうちに2匹も
轢かれて死んでいました。

1件目の時も、2件目の時も、愛犬家が第一発見者で、どうしたらよいの?と
電話をもらいました。

1件目のときは、日も暮れた真っ暗な中、段ボール箱を持ってかけつけ、
懐中電灯で照らしながら子猫を箱に入れ、車道に飛び散った血痕を
水で流しました。第一発見者の友人がセレモニーに運びました。
 
2件目のときは、すっかり片づけてられた後、市に電話すればいいよね、
と相談電話。私はそれでよいと思いました。

動物の死体を公共の場で発見した場合、速やかに自治体に連絡することは
確か、「動物愛護法」で市民に義務付けられていたはず。
 
実際に手段は3通りくらいあります。

1つめは市に電話して回収してもらう。(市役所のオープン時のみ。無料)

2つめはペットセレモニーにお願いする。(ほとんどが24H電話OK。有料)
 
3つめは自宅の庭に埋葬する。(市の条例で禁止されている地域もあり)

 
   
  
★有毒な植物を食べたら・・・

先日、畑にジャスミンとアビーを連れて行ったときのこと。
枯れた雑草に鈴なりになっている実を、ジャスミンがパクパク食べ始めました。

アビーも寄ってクンクンしましたが食べず。

20121214_10_58_362

嫌な予感がして食べるのを止めさせ、調べてみると、
「イヌホウズキ」、通称「バカナス」という有毒植物でした。
神経系に作用するそうです。
 
見たところ、10粒程度は食べていた様子。
獣医師によると、猛毒ではないものの、量や体質によって影響の出方は
変わるため、間に合うなら吐かせた方がよいとのこと。

参考までに、異物誤飲の際、吐かせることができるのは2時間以内。
それを超えると吸収されていくので、3時間を過ぎてしまうと手遅れになるそうです。
 
逆に、24時間異常がなければ大丈夫と言われているそうですが、
異常が出てからでは手の施しようがないと思った方がよいそうですから
間に合うなら吐かせたほうが良いですよ、とのこと。
 
 
診察は次の通りです。
 
胃の部分のレントゲン(異物確認)

血液検査(毒性の異常反応が出るかどうか他)

止血剤投与(副作用で数分後に嘔吐が始まる)

嘔吐(吐いた物をまた食べないよう、そばで見守る)
 
吐き気止めとビタミン等の栄養剤を首または背中に皮下投与
 (拳ほどに膨らみますが、徐々に体内に吸収されます)
 
後は安静にし、痺れや痙攣などの異常が出たらすぐに病院へ。

ジャスミンは翌日、真っ黒の、それはもう墨汁のような深黒色のウンチをして、
元気になりました。2時間半経ってからの嘔吐だったので実液が
吸収されていたのでしょうね。怖い怖い。

ちなみに吐かせたら30粒くらい出てきました(大汗)
やっぱり吐かせて良かったーーーーー!!!!!
 
緊急対応していただける病院も日頃からチェックしておくべきですね。
曜日と時間帯で、お世話になる病院は変わってくる場合があります。

また、保険の対象となるかどうかも考えておいた方がいいかも。
この日の治療費は約3万円でした。保険に加入していますが、
ジャスミンのカルテがない病院(つまり初診)だったので、後日申請となります。
 
 
★保護犬の子宮蓄膿症発見
 
保護したワンちゃんを面倒見ている友人が、尿の色が濃くておかしいと感じ、
蓄膿症を疑って陰部に綿棒を入れてみたら膿が。
尿に膿は出ませんが、力んだ時に一緒に出たのでしょう。
その日のうちに避妊手術をしてもらったそうです。
  
メスの保護犬の場合、避妊しているかどうかがわからないときは、
半年に一度の生理が来るのを待ってから手術を考えるのが一般的です。
その子の場合も待ってから未避妊がわかり、時期をみて手術予定でした。

発見が遅かったら、お腹の中で膿が破裂し、場合によっては命を落とすことが
あったかもしれません。
 
大体において、血尿や陰部からの膿に気が付く飼い主さんはどのくらいいるでしょうか。
 
うちのジャスミンみたいにチビで草むらばかりにマーキングするコの場合、
まず気が付きません。その前にあるであろう「多飲多尿」の症状に気がつけば
発見してやることもできるかもしれません。
 
ちょっとした異常に気が付く愛情と、病気への日頃からの対策が、
救える命を確実に救っていくのだと、つくづく感じました。

 
******
 
そんなこんなで、ペットをこよなく愛する方々とのコミュニケーションは
自分の愛犬愛猫を救うための知識にもなります。
 
ジャスミンの毒草事件のときの獣医さんは、
 
「動物はしゃべれんから、大変なんや。飼い主さんがしっかりしないと
助かるもんも助からん。飼い主さんは愛情がないわけではないんだけど
勉強が足りないから不幸になってしまう動物がたくさんいる」
 
と言ってました。

そして捨て台詞。

「異物誤飲を繰り返すコが結構いるんよ。飼い主変えてやりたいって思うよ」

ですって。
 
このセリフを聞いて、なんて口の悪い獣医かしら、と思いますか?(笑)
 
ジャスミンを我が家に迎え入れるとき、この獣医さんに

「ジャックラッセルはやめとけ。あれは危険!ミュウちゃんが食われる」
 
と言われ、なんて言い方をするんだと私は腹を立てて、その病院へ行くのを止めました。

けれど、今はその先生の意見を素直に聞き入れることができます。
 
先生の言うとおりジャックは大変な犬種だった、ということだけではなく、
飼い主の無知や不注意で命を落とすコが少なくないから・・・ってことだったんだなって。
 
先生のあの一言で、私はかなり気を遣ってジャスミンとミュウを世話してきました。
言い方は馴染めないけれど、正しいことを言ってくれた先生。
 
慣れてしまえば、あの歯に衣着せぬ物言いはすっきりして気持ちがいいのかも。
結構、同類だったりするかもなぁ~って。先生には悪いですけど(苦笑)
 
ちなみに、今回の私には
 
「よく気づいたよねぇ、何を食べたかはっきりしてればすぐに対処ができる。
調べないでくる人もいるからねぇ。
獣医だからって毒性植物ぜんぶ知ってるわけじゃないからさぁ」

と、おっしゃていました。私も成長したでしょ(笑) 
でも実はプチトマトみたいで自分も食べたいと思ったから調べた、なんて言えず(笑)
 

今は情報化社会なので、調べることは簡単にできます。
まずは自分で調べてみる。けっこう、大事なことのようです。
 
 
そして私はいま、とらおのことで悩みがあります。それはまた後日。
 

久しぶりに書きたいだけ書いて気が済んだので、今日はここまでにします(笑)

 
 
 



  
 
 
  
 
 

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