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2013年2月

2013年2月28日 (木)

猫砂飛び散り対策

トイレ後、チップをいつまでもざくざくしている風ちゃん。

飛び散る、飛び散る、チップたち。
 
2,3日放っておくと、こんなに飛びります。
 
20130220_19_59_16
 
もったいないのでこれを拾ってトイレに戻すわけですが、
それすら面倒なので、フード付きトイレを置いたり、
チップを少量にして、なんとか対策を考えていました。
 
でもちっとも効果なし。
 
ラムひな母さん(1年前にラムちゃんとまーりんを引き取ってくださった恩人!)
にそんな愚痴をこぼしたら、
 
こぼれるのは仕方ないから、さっさと片付けられるよう
道具を工夫するのよ!
 
とあっさり言われ、それもそっか~ というわけで、
私も真似して、おしゃれな“ほうき&ちりとり”を探しに行きました。
 
行った先は100円ショップ (笑) 
 
なかなかよいデザインのものがあり、100円なのにすごいと感心したりして。

でもどれもちょっと大きめで場所を取りそう。。。
 
やっぱり収納しやすく、さらに使い易くなきゃねぇ。。。
 
というわけで買ったのは、強烈な色のほうき&ちりとり。
仕方ないか。100円だもの。

20130225_23_59_13

ところが使ってみると、すごーくいい感じ。
 
ささっと拾えて、ポンッと戻せる。

なんでも工夫に頭を悩ますことないのですね。
不便な状況も受け入れて、少し楽になる方向に発想転換。
 
ラムひな母さん、ありがとう!!!
 
色々と頭の痛い毎日に、1つ楽しいことが増えました。

20130226_0_01_06
 
ささっと片付けた後は、蓋付きボックスにしまいました。

このピンク&イエローのボックスの中には、
ウンチを拾うトイレットペーパーとウェットティッシュと
ブラッシングブラシが入っています。
新たにほうきセットが仲間入り。

いつもきれいだと快適だね、風ちゃん。
 
20130102_20_08_56
 
 
 

2013年2月25日 (月)

生きてた!

昨年11月。迷子犬を捜索中に、近所でグレーのネコに出会いました。
まだ幼齢と思われ、やせ細っていて、表情はするどく、野生で生きている感じでした。

近づくとものすごい勢いで逃げていきましたが、
痩せすぎな様子がかわいそうだったので
持っていたドッグフードを紙皿に入れて置いてやりました。

しばらくして紙皿の中を見に戻ると、キレイになくなっていました。
誰が食べたかはわかりませんでした。

 

*******

その後はずっとそのネコに会えないままでした。
あの痩せ具合では生きていないかも・・・ なんとなく、そう思いながら
2ヶ月が過ぎました。

*******

 

ところが3週間ほど前、偶然そのネコが目の前を走り去りました。
生きてた!!!と、とても嬉しくなりました。

それから毎日、決まった場所にキャットフードを置いてみました。

すると、毎度みごとに完食です。 
 
・・・でも・・・
ネコの姿を見ていないし、見張ってもいないので、
誰が食べているのかはわかりません・・・
 
それでもこの3週間ずっと毎日続けてきました。
寝床も用意してやりましたが使っている形跡がないように見えました。

*******

 

ところで、なぜキャットフードを与えるのか・・・というと、
最終的には捕まえて避妊して「地域猫」にしてやりたいのです。
慣れればもちろん家猫にしてやりたいとも思いますが
あの形相と逃げ方は、なかなか慣れそうにないなぁと。

だから「地域猫」、つまり
「増えないように避妊したので、このネコの命を尊重して、
ちょろちょろしていても、あたたかく見守ってください」
という立場にしてやりたいのです。
 
かわいそうな子猫を増やしたくないというのも理由の1つです。
 
*******
 
 
手順としては、まず、写真を撮ります。
次に、近所の民家に飼い猫かどうかの確認を取ります。

飼い主なしとわかれば、小さなケージで捕まえます。
動物病院で健康チェックと、可能ならば避妊してもらうつもりです。
 
こうして世話してやらなければ、あのネコは春に子猫を産み、
時機に飢えか交通事故等で死んでしまうでしょう。
生まれた子猫たちもみな同じ運命をたどります。
ネコは生後半年で交尾可能になり、高い確率で妊娠するそうですから。
 
  
*******
 
 
そして今日。
強風だし気温は低いし・・というわけで、
冷たくなったお水を取り替えてやろうと、日暮れ近くに
ぬるま湯を持って様子を見に行きました。
 
お水ボウルには2,3ミリの氷!寒いはずです。
こんな中、まだあのネコは生きているのかしら・・・

と、あまり期待も持たず、
砂が入り込んでいると思われる寝床を掃除しようとちょっと持ち上げたら、
なんと!そのネコが中から飛び出してきました。

使ってくれてたんだ~!!!!

ものすごく嬉しくなりました。

キャットフードを食べていたのはやっぱりこのコだったんだ!という嬉しさと、
この辺には他に苦しんでいるネコはいなそうだな、というホッと感で
ちょっと幸せ気分になりました。

違うネコが飛び出てきたら頭を抱えたことでしょう。

グレーのネコは走って竹藪に逃げ込みましたが、
私は構わず、凍らないよう、ドライフードをたんまり入れてやり、
竹藪からこっそりこちらを見ているネコに背中を向けて車に乗りました。


すると、竹藪からネコが出てきて、ゴハンを食べ始めました。
私が車にいることは気が付かないようです。
「車=人間」の法則がまだできてないみたい。
やっぱり、人と関わりなく生きている線が強そう。。。
 

警戒しつつもフードを食べるネコを、車内から撮影しました。
グリーンのシートの中には、入り口付近にお水とフード、
奥に毛布入りクレートが入っています。
 
20130225_17_03mini_2


別の車が通り過ぎるたびに警戒し、ドライフードを食べ、
満足したのか軽くグルーミングをし、道路を渡って走り去りました。
 
慌てて車から出て、走るネコをなんとか撮影できましたが・・・

20130225_17_12mini

遠すぎて個体識別はできそうにない感じ(汗) 
どうしようかな、こんな写真じゃ当てにならないけど、
ご近所さんへの聞き込みを始めようかな・・・
 

*******
 

なんとなくお腹がぷっくりしているように見えました。
他でもゴハンをもらえるようになったか、
あるいはこの3週間で太れたのか、
もしかして妊娠してるとか・・・
 

色々想像してもきりがありませんが、とにかく明るい兆しです。
 
この調子で毎日立ち寄ってもらい、私に慣れてもらわなければ。

どうか順調にいきますように。
 
 

 

2013年2月21日 (木)

とらおは「こころの病気」

布類を何でも食べてしまう、とらお。
いつもウンチと共に出てきているようで、吐いたことはありません。

排泄でも嘔吐でもいいので、

その生理現象を助けるであろう猫草を与えてみました。

20130218_16_51_59
 
1本くわえて食べてみたものの・・・
20130218_16_52_09

興味なし。
 
うーん、残念。

保護時から診ていただいている先生に
とらおのウールサッキングを相談したところ、
とても良くない状況だと言われてしまいました。
 
腸に詰まると開腹手術。ずっと胃に残っていても開腹手術。
うまくいけば取り除けるけれど、取れない場合もあると。

症状としては、まず下痢が続き、同時に吐き気が止まらなくなり、
食欲減退、意識朦朧・・・ 手遅れになると死んでしまうこともあるそうで。
 
離乳前に母親と離された動物に見られる「こころの病」。

常同症とか、分離不安症とか、そんな類のものだそうで、
遺伝性やら精神性やら環境の問題やらが絡み合って招いている症状のため
原因を特定するのは不可能で、つまり・・・
成長と共に治るコもいるけれど、多くは常同障害としてずっと残るそうです。
 

ショックだったのは、「ケージ飼いするしかないですねぇ・・・」
遠慮がちに言った先生のことば。
 
20130219_0_38_39

 
なんだか「不治の病」を宣告されたようで、どんより暗い気持ちになりました。
 

少しでも危険を回避するため、こんな薬をもらいました。
20130218_20_24_58
 
クリーム状の半固形タイプで、布を食べてしまった後に
上あご等に塗って飲ませると、布や毛玉を包み込んで
消化器系で通過しやすくしてくれるそうです。
 
 
読書中の私の膝の上でくるんと丸くなって
スヤスヤ寝ているのかと思いきや、
トレーナーの裾をくちゅくちゅしながら噛みちぎって
飲み込んでいたり、
 
畳んだ洗濯物を咥えて走り去り、ソファの裏で
くちゅくちゅしながら飲み込んでいたり、
 
穴の開いた靴下をゴミ箱に捨てておいたら
拾い出して食べていたり、
 
ミュウやブーレのお昼寝用マット(元はひざかけ)も
裾の方が破けていました。

クッションの周囲に付いていた小さなボンボン。
数個はジャスミンが破壊していましたが、
さらに数が減っているようにも思います。。。
 
「また食べちゃったの?!?!」と驚いてばかりいては
手遅れになることがよくわかったので、
真剣に対策を考えようと思います。
 
「不治の病」でも注意してやれば防げます。

寂しさと欲求不満を解消してやれば、
もしかしたら治るかもしれない、という期待も持ちたいと思います。
 
 
とらおの人生ならぬ猫生はまだ始まったばかりだもんね。

20121231_8_54_00  
 

 
 

2013年2月20日 (水)

風ちゃんの検診

ミュウ・ブーレ・風・とらお・アビーを検診やらワクチンやらに連れて行きました。

まとめてしまえ~!と、同日に決行したのですが、
誰が何だったか少々混乱気味になったりして。
 

えっと、まずは風ちゃんから。
 
チェックしてもらいたかったのは、この「樽」体型に異常はないのか、という点。

20130217_8_38_38

体重は4.35kg。
 

「運動しないコは筋肉がないからどうしてもたるみがちで、
しかもこのコのパターンだと内臓脂肪もついているでしょう。
どうしても動かないなら、カロリーの少ないゴハンに
変えたほうがいいかも。」

とのことで、肉腫などはありませんでした。

内臓脂肪かぁ・・・ 
内臓脂肪がたんまりあると、何かあって手術になったとき、
脂肪が邪魔して手間取るらしいですよね。
人間でも話題になっている内臓脂肪。
何か対策を考えてやらねば。。。
 

ウエストくっきりのスリム体型のしまちゃん。

風ちゃんに「おデブさ~ん~」とからかっているようにも見え・・・(笑)

20130217_8_41_54


ミュウとブーレは3種混合ワクチン。
 
2年前、ブーレに5種を接種したら、
ぐったりして2日もゴハンを食べなかったので、
今回は3種にしてもらいました。

1年空けての接種。ミュウもブーレも無事に終わりました。
でもブーレは歯肉炎が進行していました。
 
帰宅して、ほっとするミュウ。
 
20130218_11_19_14

 
当日の夕食は残したものの、翌日朝には元気になったブーレ。
 
20130220_8_24_33_2
 
しまちゃんのゴハンを狙ってます(笑) 
 
 
とらおとアビーの結果は後日にまとめます。

 



2013年2月13日 (水)

このコたちも里親募集

会いたい人、いやいや、会いたいネコちゃまがいて、
仕事のあとに友人宅にちょっとお邪魔しました。
 
 
というのも、三連休中に都内の猫カフェでとっても愛らしい黒猫に出会い、
その余韻を引きずりたい~なんて贅沢をしたくなり、
黒猫ちゃんのいる御宅に押しかけたのでした。
 
保護猫ちゃん3匹中の1匹がくろちゃん。

20130213_17_00_50
 
警戒したのはほんの2,3分。すぐに遊んでくれました。
 
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飛びつきの早いタイプと遅いタイプがいますが、くろちゃは早くて本当に楽しい!

かなりの遊び好きですな~、おまえさんっ!!
20130213_17_04_18
 
いたずらっこな釣り目がブーレみたいで親近感♪
 
 

くろちゃんと盛り上がっていると、しまこちゃんとブッチーがガラス越しに覗きにきます。
兄妹です。

20130213_17_19_48
 

子猫は生後4ヶ月くらいから成長に差が出てきて、オスはメスより大きくなります。
また、オスは甘ったれ傾向にあり、メスは警戒心が強くなることが多く、
ブッチーとしまこちゃんもその通りの兄妹でした。
 
私を警戒して固まる、しまこちゃん。
体が小さくて、まんまるなお顔はほんっとに女の子らしい!

20130213_17_20_09_2
 
 
おちゃめなブッチー。ゴロゴロ言ってます。ラブリ~!
 
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個性的な鼻黒さん。でも背中は真っ白。かなり癒し系です。
 
20130213_17_19_10
 
 
甘えん坊なオス好きな人には、サイコーの友になるでしょう!
 
なんでこんなお利口さんなのぉー?!!
うちの近所で保護され、とらおと親戚かもしれないのに(笑)
 
同じオスでも、くろちゃんはきりりとして聡明な感じ。
かっこいいオス猫タイプ…って感じ。
鼻炎持ちだと聞いていたけれど、ちょっと目ヤニが出ていただけで
ひどくない様子。鼻はすっきりしていたしね。
 
20130213_17_04_30

くろちゃん、遊んでくれてありがと~!!またよろしく(笑)
 

3匹とも1歳未満。避妊去勢手術済み。人慣れ十分。里親募集中です~
 

 

 
 

2013年2月 7日 (木)

いちばん幼いのはだれ?

アビーととらお、おもちゃの取り合い。

というか、もともとはとらおが私と遊んでいたおもちゃです。

ちょっと目を離したすきに、アビーが

  

<なんだこれ?>

20130122_01
                 ≪とらおのだよぉー!≫
20130122_02
   <おいらのだよっ!>
20130122_03
 
 
おもしろいのでしばらく見ていると、結局アビーが横取り。
そして、破壊・・・
20130122_04
 
とらおはすぐに諦めて、別のところで遊んでいました。
 
こうしてアビーはことごとく、とらおのおもちゃを破壊する毎日です。
 
 
 
 

2013年2月 5日 (火)

ちゃっかり者

迷いました、タイトル。
「ちゃっかり者」 にするか、「ストーカー」 にするか。

「しずく」が我が家に来てから、もうすぐ1年が経ちます。

迷って悩んで、連れ帰った保護ネコです。
 
120306_10_08_30mini
 
保護捕獲後、病院で避妊してもらい、
その帰り道にしずくを車内に置いたまま、
確か1時間くらいファミレスで悩んだのでした。
世話してくださる方がいる保護した場所に、予定通りリリースしようか、
それとも、風邪を引いているようだから自宅に連れ帰ろうか、、、
自宅に連れ帰れば私の性格上リリースはできなくなりそう・・・
あぁ、また増える・・・
 
しずくの耳先カットは、
地域猫のための「子猫は産みません」の印です。
避妊手術と同時ならば、麻酔のおかげで痛みが軽減されるはず。
再捕獲されてお腹にメスが入らないように、
増えないのだから、地域の皆さま、どうかかわいがってください、
という、地域猫対策では一般的になりつつある、苦肉の策です。

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連れ帰る勇気をもっと早く持てたら、
痛い思いをさせずに済んだのにな・・・って、
「しずく」の耳を見るたび、いつも申し訳ない気持ちになります。
 

そんな「しずく」はタイトルのとおり「ちゃっかり者」。
 
昨夜から、ゴハンを半分も残すので心配になり、
指に乗せて与えてやると、もぐもぐ良く食べました・・・

20130204_21_05_50

ああっ!もう!心配して損した!(笑)
 


そしてまた、「しずく」は「風ちゃん」が大好き。
 
風が私にスリスリ、ペタッ、としていると、
そろりそろりやってきて、

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迷惑そうな顔の風にはお構いなしに、「チュッ」

20130203_8_46_21

 
そしてピターッとくっついて得意げなのでした。

20130203_8_48_47

 
というわけでタイトルを「ストーカー」にしちょるか!と思ったわけで(笑)
 
「しずく」目線で見ると笑えるのですが、
「風」にとってはものすごく迷惑なようで、本気で怒っていることがあります。
 
ネコにも空気を読めないタイプっているのねぇ。

度が過ぎて、風ちゃんが高いところに逃げる場面もあり、
一日も早く、新しいお宅に迎えられることを願っているのですが、
なかなか里親希望のお申し出がなく残念なところです。

 
ここ2年位、ちーっとも保護猫はもらわれない、と聞きます。
 
それだけ保護される猫が増えている、ということだと思います。

飼い主がいようがいまいが、放浪猫の避妊去勢率を増やさなければ
どうにもなりません。

そろそろ発情のピーク。春が怖いです。
 

2013年2月 4日 (月)

市民講座に行ってきました

友人を誘って茨城県獣医師会主催の市民講座に参加してきました。
 

20130124_15_14_28
 
200人収容の会場は満席でした。

テーマは2つ。
 
◆ -東日本大震災から今日まで- 福島県獣医師会の小動物における救護活動

◆ 災害時の動物救護対策について
 
前半は福島県在住の獣医さんのお話で、後半は茨城県職員の方のお話。

前半では、3.11の震災がいかに甚大だったか、
そんな中で獣医さんたちはどのように活動していたか、
問題点はどこにあったか等を
たくさんの資料と写真で説明されていました。

被害状況については再三テレビやネットで見てきましたが、初めて知ることも結構ありました。

また、「ひどいやり方をする動物保護ボランティアがいた」と
非難する場面が2,3度ありました。

無人となった警戒区域からブランド犬猫だけ連れ去られていたり、
敷地内のペットを勝手に連れて行って行方がわからなくなった…等々。

それって、「犯罪者」であって「動物保護ボランティアさん」とは言わないんじゃない?

なんて思いましたが、先生の話だと、
NPO法人格の団体もそういうことをやっていたとのことでした。
 
でも、日頃から思うのですが、
どんな人でも犬猫の飼い主になれる今、
すべての人が愛犬愛猫家が思うような理想の飼い主ではないってこと。
飼い主さんにとっては「普通」のことも、他人には「ひどい飼い方」と
思われることだってあるわけですから、
「保護しなきゃ!」と思うレベルはマチマチなのですよ。
 
私にも経験があります。
飼い主のいない放浪犬が子犬を産んで1ヶ月くらい。
私は即、保護しようと動きましたが、
ある人に「社会化のために2ヶ月は親元に」と言われました。

私は「このままでは道路に出て車にひかれてしまうよ!
社会化って野良犬社会?人間社会を学ばせないといけないんだよ」と
言いましたが、その人は聞き入れませんでした。
結局、他の人と保護し、10匹は幸せになりました。
 
ね、「1匹でも多く保護したい!」と活動している人の中でも
こんなに温度差があるわけですから、
マニュアルのない世界というのは何が正しいかわかりません。

 
実際に震災後、
「誰かが勝手に愛犬を連れて行った」と苦情が多く出た、という話でした。

中にはこんな話も。

『番犬として留守番させていたのに誰かが連れ出してしまったせいで、
留守宅に泥棒が入ったじゃないか!』
 
『勝手に連れて行ったんだから、そっちで最後まで面倒見てくれや』
 

なんて温度差があるんでしょうね。
 
大変な苦労をして動物たちを保護していた団体に対する感謝のことばは
ほとんどなかったように思いました。
いや、感謝の気持ちがなかったわけではないと思います、
この場では「迷惑行動」を訴えなければならないから、だと思います。


また、福島県が保護した犬猫たちが妊娠していても、
法律上、勝手に堕胎や避妊ができないという問題もあったそうです。

1匹でも多く里親さんを決め、シェルターの負担を軽くしたいってときに、
5匹も6匹も産まれてしまう・・・これは大変な世話だと思います。
 
うちでも引き取ったばかりの福島被災猫(しまちゃん)が
翌日に4匹の子猫を生んじゃったし、その後だって
5匹兄妹犬、10匹兄妹犬、5匹兄妹犬、そして、4匹兄妹猫、と、
トータル5回も子犬子猫を世話した私にとって
その労力がものすごい大変なものだということは身に染みてわかります。
 
いかなる時も「法律」を順守しなきゃならない公務員さんたちのさがですね。。。
動物保護団体はどんどん避妊去勢していたというのに。
 
動物の内部被曝を調べるための準備も進めているという話があり、
線量の高かった南相馬市で保護されたアビーの場合は
どんなものかを調べてみたいと興味を持ちました。
かなり高額になるとおっしゃていましたが・・・少しでも余裕があれば
チャンスがあれば検査したいと思っています。

また、アビーの消化力の弱さも気になっていましたが、
内部被ばくの影響はまずない、と教えていただきました。


後半は茨城県職員さんの話。
犬猫殺処分に関する数値を出し現状報告をした上で、
「ペット同伴避難」の準備を各市町村にお願いしている、
という話でした。

そして、
市町村の準備を待っている間、飼い主さんは準備をしっかりね!
ということのようでした。
 
つまり、「ペット用避難所」を作ったとしても、
そこにおとなしく入っていられる犬がどれだけいるか・・・
という懸念があるわけです。

確かに、うちのアビーは「出せー、出せー」とうるさく吠えるでしょう。
ジャスミンは「くぅーん、くぅーん」と泣いて私の後ろ髪を引っ張って離さないでしょう。
結局、車内避難生活になると思われ。。。

それから、被災地で放浪しなければならなくなった犬猫がどんどん繁殖していて、
それにも頭を悩ませていることから、

「不妊去勢」と「マイクロチップ」を入れろという話でした。
    (余談ですが、「不妊」ではなく「避妊」だと思うんだけどな)
 
 
 
この市民講座全体の、私なりの感想は、

置き去りにされたペットがたくさんいたために、
福島県はとんでもなく大変なことになっている!
「人命優先」と、誤った判断をした行政だが、それを初動ミスと認め、
たくさんの非難を受けながらも、愛玩動物たちを多く保護してちゃんとやってます!
だから認めてください、そして寄付または労働力をお願いします!
また、もし茨城で大震災が起きたら、自分のペットは自分で守ってください。
行政は面倒見きれません。動物用避難所を作る準備をしていますから、
日頃からケージでおとなしくいられるようしつけておいてください。
万が一はぐれた場合に子が生まれないよう避妊しておいてください。
迷子になったら探して変換しますから持ち主を明らかにしておいてください。

という内容だと感じました。

本当にそうです。そうなんです。なんでも行政任せではだめなんです。
自分の家族は自分で守らないと!
 

でもね、県職員さんに言いたい!

マイクロチップの在庫を持っている病院はどれだけあるか知っていますか?

と。
 
読み取り器の普及遅れを指摘する声もありましたが、

その前に!!!
病院がチップの在庫を持ってないじゃん!ってことなのです。
 
小型犬や猫にはとても太く感じるチップ。
できるだけ痛みを与えないよう、避妊去勢手術の時にしたい、と
思う飼い主さんは多いはず。

ですが、病院でそれを薦められたことはないし、
手術の朝に「チップもついでに」と頼んだとしても
「在庫がないので無理です」と言われるのが、現状なのですよ。
 
 
質問タイムに挙手して言えばよかった(笑)
 
質問を控えたのは、前半終了後に質問してしまったから。
「個人によって持ち出された犬猫の情報はどこで管理しているのか」
「飼い主さんは探せる状況にあるのか」と。

後半も手を挙げると他の人に悪いかなって遠慮してしまったのでした。
 
ちなみに、答えは、
「持ち出した人の管理で、そこと福島県は情報共有しているから
飼い主さんから問い合わせがあれば探せる」
ということでした。

 
これは会場で配られた、茨城県獣医師会の物品。
定規に分度器に鉛筆にメモ帳・・・

20130203_19_17_02

子供たちへの教育用に作ったものかな。ならば小学校で配ってー。
私には使い道がないです・・・

この予算で、「マイクロチップ割引券」が作れるんじゃないですかね?
 
 
講演終了後、県職員さんを捕まえて、

「春の狂犬病注射のときに、避妊去勢しているかのアンケートを実施して
獣医さんから避妊を進めてほしい」
 
とお願いしました。そして、マイクロチップを入れる場所も隣りに用意して!と。
それくらいしないと説得力ないですよ・・・まさに机上の空論です。

  
県内全世帯の40%がペットを飼っている、という調査があるそうで、
それなのに200名の前で「マイクロチップ!」ともっともらしく訴えたって
実態が伴ってなかったら何にもならないじゃん!!!!!!
 
県だってがんばってます!って言われてもね。
 
後半はつっこみどころ満載でした。
 
前半に講演した河又先生には
今後も各地での講演をがんばってほしいと思いました。



 

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