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2013年8月21日 (水)

ミーナの前脚に膿み、そして健康診断

10日前、ミーナは前脚をかばうように歩いていましたが、その2日後には痛そうな様子はありませんでした。

 
しかし数日経っても腫れが引かないので、被毛をかき分けよく見ると5ミリくらいの小さな傷がありました。その日の朝、ミーナがいた付近でヤマカガシ(毒蛇)を見たこともあり、皮下の化膿??と心配になりました。
 
これは早く診察してもらわねばと仕事を調整していたところ、小さかった傷口付近の被毛と表皮がベロンと剥け、直径2センチほどが真っ赤になっていました。そして少し出血していました。
 
S_20130819_20_14_26  
 
皮下で化膿し始めたからか、あるいは痛痒いとか、なんらかの自覚症状があったのでしょうか、自ら表皮をかじり取ったようです。
 
病院へ連れて行くと、まずは採血。ちょっと暴れましたがすんなり終了。
 
その後に傷の手当て。
エリザベスカラー着用で二人掛かりで抑えてもらい、傷の部分に消毒液を何度も入れ、丁寧に膿みを取り除いていただきました。ミーナは暴れず、目を見開いてじっとしていました。
 
この治療はかなり痛いそうです。ミーナは「我慢強い」と評価されました。
 
猫の皮下には隙間があるそうで、ケンカ等でそこに膿が溜まることは珍しくないそうです。猫の皮膚は丈夫で柔軟なため、たとえば他の動物や鋭利なものが刺さった場合、表皮の傷口が先に治ってしまい、蓋をされた皮下で菌が増殖し、化膿するそうです。
 
早く気づいてやらないと化膿部分がいずれ壊死することもあるそうですから、小さな傷も侮れません。
 
今回は、抗生剤「ビクタス10」を2週間分処方していただきました。注射だと1回で2週間の効果があるそうですが4,000円前後もするので、1,400円で済む錠剤にしていただきました。触れるコなら、私ひとりでどうにか飲ませることができますし、ミーナはなかなかの食べっぷりなので飲ませるのは難しくないでしょう。
 
私の愛猫、志麻なら迷わず注射ですけど(笑)
 
S_20130821_9_51_51  
 
そしてその他の健康診断の結果です。
 
◎体重
  3.1kg
 
 
◎感染症検査
猫白血病と猫エイズ検査はいずれも陰性でした。
 
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ただし、今回の傷で新たな病気に感染した可能性もあるため、玄関生活はまだまだ続くことになります…
 
 
◎血液生化学・細胞検査
内臓系では腎臓が弱っていました。怪我が原因かもしれないし、その前からかもしれない。
菌が入ると増えるはずの白血球が正常値だったため、傷は大したことはなさそうとのこと。となると、ますます腎臓の悪さは怪我が原因ではないかも。。。と先生。
 
まずは食事内容に留意し、経過観察となりました。
 
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◎聴診
  異常なし。
 
 
◎便
  寄生虫は見当たらず。 (レボリューションの効果かもしれない)
でも念のため、駆虫剤ミルベマックスをいただきました。レボでは効かない猫鈎虫、瓜実条虫に効果があるそうです。
 
 
◎歯
  やはり前歯が上下とも抜け落ちていました。犬歯も歯槽膿漏で、あまりいい状態ではないとのことでした。奥歯に歯石もあり。
 
春の避妊手術の際に別の先生から、前歯は長くは持たないだろうということと、子宮の様子から一度は発情があったかもしれないと言われました。今回も乳腺の発達から出産の可能性と、その影響大きく、歯が弱ったかもしれないとのことでした。
 
避妊手術のときの先生はノラ猫専門ゆえ、幼い頃の栄養不足を推測し、
今回の先生は一般病院の先生ゆえ、出産の影響を推測したのだと思います。
 
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<大あくびのミーナ。前歯は、上が2本、下が1本残るだけ>
 
 
ノラ猫生活は、交通事故や感染症だけでなく、栄養不足、猫同士のケンカ、野生動物との戦い、暑い寒いどしゃぶり雨等の過酷な中での出産、身動き取れない中での子育てと捕食、栄養不足による歯の脱落と・・・本当に厳しいだろうと想像します。
 
もし犬歯までもが抜け落ちたら狩りができず、きっと生きていけないですよね。ノラ猫の寿命が1,2年という話もうなずけます。
 
初めてミーナを見た昨年11月、まだ幼い様子で痩せこけていましたが、あの頃に妊娠か出産をしていたかもしれません。でも2月の避妊手術前の餌付けでは、子猫を連れてきている形跡はないので、すぐに皆死んでしまったかもしれません。設置した毛布入りクレートを掃除しようと持ち上げたとき飛び出してきたのはミーナだけでしたから。
 
黒太郎も最初は迷子と思いましたが、栄養不足による歯槽膿漏で、前歯は近いうちに抜けてしまうかもしれないと言われているので、やはりノラ猫母さんから生まれ、十分なお乳を飲めなかったコでしょう。
 
 
最後に、 ミーナの病院での様子をちょっと加えます。
先生方に歯向かう様子もなく、シャーもパンチも咬みつきもなく、ちょっとイヤイヤするくらいでした。これは助かります。
 
しかし残念ながら、クレートは大嫌いになってしまいました。ぜったい入らないわよっと、四肢を縁にかけて踏ん張るので、反対向きにしてお尻から入れられていました。なるほど、いいアイデア!
しかしまあ、捕獲の際にあれほど気を遣ったのに残念です。
 
 
そんなわけで、ミーナの初病院は無事に終わりました。合計 11,400円也。
 
 
帰宅して二段ケージに入れてやるとホッとしていました。
 
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ケージの中でリラックスしてもらえると、こちらもホッとします。
 
鮮やかなベッドと、赤の首輪が似合うでしょ。たったの3.1キロと小柄なミーナ。
早くおうちを決めたあげたいです。その前に、ワクチンが必要です。抗生剤2週間が済んだら、ワクチン接種日を検討したいと思います。
 
 
私の腰痛はもう一息。仕事も楽になってきたので、黒太郎とミーナの食事内容をよく考えなきゃなりません。
 
実は今回の通院、黒太郎も連れていきました。尿検査の結果はまた後日まとめます。
 
 
 
 

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