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2014年5月 5日 (月)

一昨年の殺処分数について2

前回の記事で載せた写真は、なんと犬だけの数でした。

幼齢犬の「引き取り数」、
つまり、センターに収容された数が、
こんなに多いのはどうしてでしょうか。


また、「所有者不明」が多いのはなぜ?

やはり、公園などの公共の場に遺棄されていたのか、

あるいは、見知らぬ犬が庭で産んでいったとか?




上の写真の仔犬たちは、空き家で生まれていたのを保護しました。センターには保護したことを連絡し、里親探しは自分たちでやると伝えました。


どんな状況で仔犬が収容されたのかは発表されていませんが、

世話人のいない仔犬が、茨城県だけで、少なくても年間1,600頭も産まれているなんて、驚きです。

個人や保護団体が保護した頭数を入れたらもっともっと多い数になるでしょうし、

悪徳繁殖業者からの持ち込みもある?のかしら?

昨年9月の動物愛護法改正で、引き取りを拒否できるようになりましたから、悪徳業者の持ち込みは減るでしょうけれど。




(仔犬の世話はものすごく大変ですが、殺処分するなど想像できますか??)



その、1600頭のうち、センターから個人へ、
もしくは保護団体や個人活動家に譲渡された仔犬は、

432頭。




処分された仔犬の数のほうが断然多いのですが、
432頭という数も、がんばっているなーと思います。
他県より多いですし。

手書きの「26」は%で、「所有者あり」または不明の「幼齢犬」引き取り数合計1632頭中、何頭が譲渡されたかを計算した数値です。

茨城県は赤線、その下は、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県と続きます。

北関東はひどいことがわかります。


でもあれですよ、センターがすべて個人に譲渡しているのではありません。

センター主催の個人向け譲渡会は月1回ほどしか開催されていませんから、多くは県内外の協力団体さんに譲渡されています。その方々が、譲渡会を開き、里親さんを募っているのです。

ボランティアさんたちのご苦労の賜物でしょう。


それにしても…
プリプリお尻にあどけない笑顔の仔犬たちが、毎日毎日、5頭強も殺処分されていることを思うと居た堪れない想いです。


私たち一般の愛犬家が、仔犬の処分数が減るように協力できることはたくさんあると思います。

人それぞれ置かれている環境や立場がありますから、シンプルなものではありませんが、


たとえばこんなことをしてみるのはどうでしょう。


・月に一度、センターで仔犬の譲渡会があることを広める

・自分が捨て犬を見つけたら、友人知人に相談し、できるだけ手分けして世話し、里親さんを見つける

・ご近所に動物遺棄があったことを広める

・獣医さんの協力も得る。具体的には、保護犬の健康診断時にその事実を伝え、里親募集チラシを貼らせてもらうなどをする。



他にも色々あると思います。
ひと昔前まで、電車のホームは吸い殻がたくさん捨てられていました。今はまったく落ちていません。

ひとりひとり出来ることは違いますが、ひとりひとりの何らかの努力が実を結ぶと思いますよね。


うちの愛犬はいつも私と一緒に何かとがんばってくれます。特別なことではありません。だって犬は群れで生活する動物なのですから。










次は、成犬の処分数について考えてみたいと思います。








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