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2014年5月

2014年5月21日 (水)

オススメ写真展

こんな写真展があります。

上村雄高
『Call My Name 原発被災地を生きる犬猫たち』




場所は浅草雷門そば。

6月8日まで。

http://www.gallery-ef.com/1402115callmyname.html

思いっきり、ココロ揺さぶられます。

















ずっと支援し続けなきゃ…と。


(これらの写真掲載は、主催者のチーム銀次さんに許可をいただきました)




2014年5月16日 (金)

一昨年の殺処分数について3

さて、今度は成犬の殺処分数について考えてみました。

所有者による持ち込みが484頭。

所有者不明が1777頭。






で、センターのサイトで収容されている犬猫のページを見てみると、

今日の段階では、1日に3頭から9頭が収容されていました。

↓このページの一番上のリンクをたどると、日付ごとに収容犬猫の情報が記載されています。掲示される犬猫は、所有者不明です。飼い主持ち込み犬猫は掲示されません。

http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/hoken/dobutsu/




収容期間はおよそ1週間。この日数は自治体により異なります。

一昨年までは4日でしたから、7日に伸ばしたことで昨年度の迷子犬が飼い主の元に帰れた数は増えただろうと想像しますが、まだデータは発表されていません。

7日を過ぎるとほとんどが殺処分さると思いますが、実は、人懐こくて健康であるなど、里親探しができそうな犬は、登録団体や登録個人活動家に引き取られることがあります。



茨城の犬たちを、他県の大きな保護団体が何頭も救ってくれているなんて、ご存知でしたか?


少し前、東京開催のセミナーに参加した際、茨城のセンターから救い出した犬を世話しているという、神奈川県在住の人と一緒になりました。

なんだか申し訳なくて、謝ってしまいました…



飼い主がセンターに処分依頼をする理由や、首輪の着いた犬がセンターに収容されたまま飼い主が現れない理由などは公開されていませんが、

他のメディアなどによると、

しつけがうまくいかなかったとか、首輪に名前を付けていないとか、そんな理由があげられると思います。

「犬と暮らす人」と「その愛犬」に、こんな試験があるのをご存知ですか?






日本動物病院福祉協会JAHA
JAHA家庭犬マナーチャレンジ
http://www.jaha.or.jp/contents/modules/sect4/index.php?id=62


この「マナーチャレンジ」テストには筆記と実技があります。

筆記では、犬と暮らす上で、人が知っておかねばならないことが20問出題されます。

実技では、普段の犬との生活が円滑に進むようなコミュニケーションが取れているかをテストされます。

歯磨き、足拭き、マテ、オイデ、一緒に歩こう、今は静かにしてね、クレート内で待っててね、診察台もへっちゃらね、…

そんなことができればOKです。

この項目を見て、

「うちのコ、○○ができないわ」

と感じた飼い主さん。

私の先生はこんなふうに言います。

「お行儀を学ぶばかりでなく、怖いこと、苦手なことを乗り越えるのも、大切なトレーニングなんだよ。わんちゃんたちだって、苦手なものがなくなったらハッピーでしょ」

と。

先生、ステキ✨


こういった犬の社会化トレーニングが広まれば、
しつけが入らないのは犬のせいではないことを多くの人に知ってもらえます。


先進国の多くは、犬連れで電車やバスに乗れるそうです。

日本では「クレートに入れればok」、という制限があり、そうなると小型犬や猫しか対象になりません。

犬と人間社会の線がびっちり引かれています。

だから犬の立場が低く扱われてしまうという面は大いにあると思います。


もし、仮に、

「今日は犬の日。愛犬と一緒に電車で出掛けてみましょう。」

というイベントがあったら、あなたは愛犬と参加できますか?

できる!と答えられる人は、そう多くないのでは?



これが日本の現状。

仔犬のうちから社会化トレーニングをするのは当たり前、という犬飼養ルールがないから、犬と人との間にはいつまでも溝があるように思います。



こんな話をよく聞きますよね。

トレーナーさんの前ではイイコなんだけど、うちではまったくダメ。


うーん… それは当たり前です。


トレーニングされるべきは、まずは人間なのです。

人が犬を扱う方法をきちんと学びたいですね。



自分がしつけられないだけなのに、

「この犬はバカだから」

と、諦めている人がいます。

おバカさんなんかではないんですよ、

と気付かせてあげたいですね(^^)



これはしつけを諦めた一部の人間を責めるという話ではありません。

犬猫を取り巻く日本の社会全体がそうなのです。


だから、だからこそ、こういったテストがあることを広めたいのです。

私はこのテストを知ったとき、すぐに愛犬たちと受けたいと思いました。

うちの愛犬たちのうち1頭は和犬雑種で、成犬で我が家にやってきました。なんのしつけも入っておらず、リードが体に触れると驚いていたので、放し飼いだったと想像できます。私や主人の呼びかけには無反応、鳥のさえずりと変わらないようでした。


仔犬から一緒に暮らしているテリアは、JKCのオビディエンス訓練を終了していました。

成犬で「うちのコ」となった和犬雑種の彼にも同じことを教えようとしましたが、

人間を信用していない、話しかけても無反応なコにはとてもハードルが高く、ゼロから必死に頑張るメリットがあまりないと感じていました。それより大事なことをまず先に、という面が多くありました。

といいますか、少しやって、
あーー、オビは無理だ…
と諦めました。

人を好きになること。まずはそれからだぁぁと。



この「マナーチャレンジ」であれば、普段の生活に根付いた練習ばかり。クリアしたい項目がたくさん含まれていたので、チャレンジすることにしました。


成犬からでもトレーニングはできます、

というより、

しなければならないと思います。









大きな犬なら尚更、人を傷付けることは容易なので、きっちりやるべきことは努力する義務が飼い主にはあります。


最低限、人に迷惑をかけない犬に育てること。
人といて、犬がリラックスできること。

そのためには、トレーニングに通いましょう。
あるいは自分で勉強して、トレーニングしましょう。


うちの和犬のように一筋縄ではいかないコもいます。でも犬と暮らすなら、努力は人の義務だと思います。

できるようになるまで数週間のコもいれば、何年もかかるコもいるでしょうから、根気が重要 (^^;;
特に成犬からの場合は♪

ゴールも大事ですが、そこに至るまでの過程は、人と犬が同じ時間を共有する素晴らしい時だと感じています。


犬と暮らす人が、社会化トレーニングが当たり前と考えられるようになれば、きっと殺処分は減らせると思います。

だから、愛犬と暮らす方はぜひ、受験してみてください。

そして合格したら、どんどん広めていきましょう!

私とテリア犬は合格できました。

次は和犬君です。何年かかろうと、合格してみせますよ☆



飼い犬の変化を周囲の人は必ず見ています。

「あの暴れ犬がお利口になったのよ、あなたの犬もきっと大丈夫よ!トレーニング受けてみれば?」

そんな噂をしてもらえれば、諦めない人が増えるでしょうし、トレーニングの必要性は自然と広まっていきますよね。


私はこんな方法で、犬たちの立場向上→殺処分数の減少を考えてみました。


成犬の殺処分を減らす努力、他には何があるでしょうね。

皆さんだったら、どんな方法を考えますか。




2014年5月 7日 (水)

TNRしました

昨年夏から気になっていたキジトラちゃん。

私は4回見かけ、主人は3回見かけていました。

すぐに逃げてしまうので、みな同じキジトラちゃんかどうかは定かではありませんが、

保護して家猫に、

あるいはTNRを…

と考えていました。

大雪の日は姿が見えなかったため気になり、発砲スチロールと毛布を使い、寒さ耐えられるハウスを作りました。裏庭に置いたりしましたが、使った形跡なし。

ごはんも食べにくることはありませんでした。

しかし、暗くなってからも公園の草むらにいたり、主人が見かけるのは9時や10時だったので、おうちはないものと思いました。


先週、犬たちの散歩のため玄関ドアを開けたところ、

ちょうどそのキジトラちゃんが我が家のデッキを通り過ぎようとしていたようで、

道具入れに隠れてしまいました。


犬たちの散歩を済ませ、その道具入れを覗くと、あのキジトラちゃんでした。ものすごい顔でシャーをしたのでした。

チャンス!と思い、

急いでお皿にキャットフード入れ、道具入れの前に置きました。出てこないので、家に入りました。

しばらくしてこっそり見に行くと、出てきて食べていましたが、私に気が付くと慌てて逃げていきました。

顔つきはオスっぽくて、体は小さめ、首輪なし、痩せ気味。


残されたフードはそのままにし、またしばらくして見に行くと綺麗に食べきっていたので、

こりゃあ、明日も来るぞ。

と思ったのでした。


翌朝5時に起き、ネコ保護専用トラップケージをセットしました。


7時ごろ、バタンと扉が閉まる音がしたので見に行くと、

激しい威嚇と、隙間から出ようと猛烈暴れるキジトラちゃんがトラップケージに入っていました。

布をかけて暗くし、車内に。


事前に連絡しておいた獣医さんに捕まえたことを報告し、不妊化手術のお願いをしました。


車を運転している間、耳先カットをお願いするか、悩んでいました。







オスならお尻を見れば去勢しているかわかります。

けれど、あの激しい野生さではお尻を見ることができませんし、

暴れ具合からして、家猫には厳しい気がしました。

リリースすることにした場合、近所の方々から厄介者扱いされないように、わかりやすい印がやはり必要です。


そんなこんな悩みながら必要なことをメモし、病院に預けてきました。



翌日迎えに行くと、やはりオス。

鼻先が赤くなっていました。暴れた際に擦りむいたのでしょう。

1,2歳かなと先生。


自宅に連れ帰り、ケージを車から下ろすと大暴れ。

リリースするためにケージに手をかけるのも躊躇しました。

ケージはガタガタと揺れ、転がる勢いでした。

やはり家猫は難しい…


用意していた猫缶を開け、これ食べてねとケージ越しに見せるも、それどころではない様子。

タオルを手に巻き、ささっとケージの扉を開けました。

生垣をすり抜け、畑のほうに一目散に走り去りました。






それから今日まで6日。毎日、猫缶を開けていますが、食べに来ません。

相当なショックだったのか、

あるいは、元々うちで食餌する習慣はなかったから来ないだけの話か…


あのキジトラちゃんが、楽しい毎日を過ごせることを祈ります。




2014年5月 5日 (月)

一昨年の殺処分数について2

前回の記事で載せた写真は、なんと犬だけの数でした。

幼齢犬の「引き取り数」、
つまり、センターに収容された数が、
こんなに多いのはどうしてでしょうか。


また、「所有者不明」が多いのはなぜ?

やはり、公園などの公共の場に遺棄されていたのか、

あるいは、見知らぬ犬が庭で産んでいったとか?




上の写真の仔犬たちは、空き家で生まれていたのを保護しました。センターには保護したことを連絡し、里親探しは自分たちでやると伝えました。


どんな状況で仔犬が収容されたのかは発表されていませんが、

世話人のいない仔犬が、茨城県だけで、少なくても年間1,600頭も産まれているなんて、驚きです。

個人や保護団体が保護した頭数を入れたらもっともっと多い数になるでしょうし、

悪徳繁殖業者からの持ち込みもある?のかしら?

昨年9月の動物愛護法改正で、引き取りを拒否できるようになりましたから、悪徳業者の持ち込みは減るでしょうけれど。




(仔犬の世話はものすごく大変ですが、殺処分するなど想像できますか??)



その、1600頭のうち、センターから個人へ、
もしくは保護団体や個人活動家に譲渡された仔犬は、

432頭。




処分された仔犬の数のほうが断然多いのですが、
432頭という数も、がんばっているなーと思います。
他県より多いですし。

手書きの「26」は%で、「所有者あり」または不明の「幼齢犬」引き取り数合計1632頭中、何頭が譲渡されたかを計算した数値です。

茨城県は赤線、その下は、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県と続きます。

北関東はひどいことがわかります。


でもあれですよ、センターがすべて個人に譲渡しているのではありません。

センター主催の個人向け譲渡会は月1回ほどしか開催されていませんから、多くは県内外の協力団体さんに譲渡されています。その方々が、譲渡会を開き、里親さんを募っているのです。

ボランティアさんたちのご苦労の賜物でしょう。


それにしても…
プリプリお尻にあどけない笑顔の仔犬たちが、毎日毎日、5頭強も殺処分されていることを思うと居た堪れない想いです。


私たち一般の愛犬家が、仔犬の処分数が減るように協力できることはたくさんあると思います。

人それぞれ置かれている環境や立場がありますから、シンプルなものではありませんが、


たとえばこんなことをしてみるのはどうでしょう。


・月に一度、センターで仔犬の譲渡会があることを広める

・自分が捨て犬を見つけたら、友人知人に相談し、できるだけ手分けして世話し、里親さんを見つける

・ご近所に動物遺棄があったことを広める

・獣医さんの協力も得る。具体的には、保護犬の健康診断時にその事実を伝え、里親募集チラシを貼らせてもらうなどをする。



他にも色々あると思います。
ひと昔前まで、電車のホームは吸い殻がたくさん捨てられていました。今はまったく落ちていません。

ひとりひとり出来ることは違いますが、ひとりひとりの何らかの努力が実を結ぶと思いますよね。


うちの愛犬はいつも私と一緒に何かとがんばってくれます。特別なことではありません。だって犬は群れで生活する動物なのですから。










次は、成犬の処分数について考えてみたいと思います。








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