猫の手作りごはん マグロ編
何かと好き嫌いの激しい猫さんたち。
複数頭いる場合は本当に大変で、みんなそれぞれ好みが違います。
たとえば私は毎月、兵庫県の工場からニホンジカを定期便で購入しているのですが、
(関東では馴染みがないと思いますが、ニホンジカによる農林業の被害は全国で80億円を超えるそうです。年間駆除数は数十万頭と言われており、そのほとんどが山に埋められるだけ。兵庫県では、そのニホンジカを安全な処理施設で食肉にしようという取り組みを行っています。また、野生動物を山に帰す具体的なプロジェクトを立ち上げたのも兵庫県が最初だそうです。私は、野生動物を食すことにより、家畜の消費が減ればいいなと思い、購入を続けています。もちろん、愛犬愛猫が食べなきゃ仕方がありませんが、ほとんどが大好き。)
この鹿肉が大好きな猫さんは5匹。食べてもすぐに吐き戻してしまい、食べられない猫さんが1匹。
好きな子たちでも、レア好き、ミディアム好き、と分かれるほどでして…
毎日鹿肉ばかりあげられればシンプルですが、予算的に難しいですし、基本は色々な食材を食べさせたいので、我が家は毎日違うタンパク質が登場します。
そのため、誰が何を食べないんだっけ?と考える毎日!(笑)
そんな中、全員が必ず食べる食材にマグロがあります。「唯一」かも…
スーパーのお刺身用のマグロは脂肪の多い部分ですし、高額でもあるので、うちでは最近はこれ↓を使っています。
サカイ企画さんの「骨ごとマグロのすり身カット」
http://shop.sakaikikaku.com/?pid=13042356
冷凍で届くのですが、うまく解凍しないと、これまたお猫さまたちのご機嫌を損ねます。
我が家流は、
美味く解凍するには、半解凍でとどめること!
冷蔵庫解凍にしても、流水解凍にしても、氷水解凍にしても、半解凍の状態で止めて、ボウルに移します。
食べるサイズにカットして、他の食材を混ぜながらボウルを熱湯につけます。
冷蔵庫でうっかり完全解凍してしまうと、水分が出てしまい、食べない子続出…(>_<)
うちではそれを犬たちが食べてくれるのでロスにはならないのがありがたい (^^)v
このマグロすり身に混ぜるのは、マグロにはないビタミンやミネラル入りの猫缶。量の割合は2,3割でよろしいかと。
葉物野菜を食べる子なら猫缶ではなく、ニンジンや小松菜をみじん切りかペーストにして加えます。
野菜を混ぜただけでまったく食べてもらえない悲劇も考えられるので要注意。
ダメかもー…と心配なときは入れない!
たぶんイケるかも…なときは入れてから30分くらい馴染ませるとgood!
この丸ごとすり身商品等ではなく、マグロのお刺身なら、青のりやひじきなどカルシウムも加えるといいですよね。
今回は「あおさのり」を加えました。青のりは私が好きで、納豆にかけたり、卵料理に使ったりするのでうちでは常備品です。
丸ごとすり身なら骨ごとですから、今回の青のりはカルシウム補給というよりは香り付けですね。
最近では、リンゴやマンゴー、キウイなどが入ったイタリアンな猫缶があったり、
犬フードでブレイク中のトライプ入りの猫缶があったりしますね。
猫にも食材としてのビタミン・ミネラルがあったほうがよいという話なのでしょう。ビタミン剤等ではなくてね。
あともう一つ、私のこだわり。
お魚にはお魚ベースの猫缶やカリカリを。
鶏肉にはチキンの猫缶やカリカリを。
そのほうが、猫たちに受け入れられやすいと思い込んでます(笑)
そんなわけで、人肌程度になった「まぜまぜねこごはん」を盛り付けると、あらら、足りにゃい…(^◇^;
こんなときはドライフードを足します。ドライの分の水分として、お水も少々。
手作り猫ごはんに躊躇している方、こんな具体的なレシピがあったら作りたくなりませんか?(^^)
最後に注意事項です。
このレシピは月に2,3日にしてくださいね!
マグロは水銀汚染がありますから、食べ過ぎは禁物かもしれません。平気かもしれません。がしかし、環境省のサイトで、妊婦さんについてマグロの消費量の目安がありますので、ご参考までに。1人前(80g)週1回までですって。意外に慎重。
https://www.env.go.jp/council/05hoken/y0512-01b/ref03.pdf
うちではこの作業に加えて、野菜とごはんが入った犬ごはんを用意し、
夫と自分のごはんも用意します。犬ごはんと人ごはんは一緒に作れることが多いです。ダブっているのわかります?
そのため、夜はほとんど外出しません。夕方から犬散歩とごはん作りでめまぐるしく忙しいからです(笑)
たまには呑みに行きたいですけどね〜
寝る前には猫ねこ運動会も開いてやらねばならないので、やっぱり時間がないのです(笑)