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2015年3月30日 (月)

犬にもある。アトピー性皮膚炎3(春)

アビーの皮膚炎のお話、第3回です。
時期は1年前の春頃になります。


↓前回の記事
http://kittopup.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/2-ca06.html


2月に始めた1回目のステロイド治療(錠剤)を終えた後、それは見事な反動が出ました。



↑パッと見はわかりませんが…


… これか、
ステロイドが止められなくなる怖さは …

そんなことを感じたのでした。

あれよあれよと言う間に炎症が広がりました。痒みも復活。暇さえあれば足先を舐めていました。


私はできる限り、アビーを連れて出掛けました。アビーは遠出するのが好きでした。ただ、車酔いがあるため30分ごとに休憩を入れながら。



↑小貝川福岡ぜき


↑神奈川県の実家


↑ひたちなか海浜公園



どこへ行っても楽しそうでした。アビーのふるさと、阿武隈高地ではきっと毎日何キロも走っていたのでしょうね。去勢していないオスでしたからテリトリーを広げることが生き甲斐だっただろうなと感じました。



↑駒沢公園



↑わんこokレストラン



↑高崎自然の森公園



毎度、車には喜んで乗り、家に帰ると車から降りるのを嫌がるほどでした。


この頃から主人が

「夜中のボリボリが気になって熟睡できない。そのくらい掻き通し。可哀想に…」

と言い始めました。愚痴半分、アビーへの同情半分。

主人もその頃は激務の毎日でしたから疲れていたのでしょうね。寝不足でイライラもしていました。

私は子供の頃、弟(全身アトピーでした)の背中をボリボリ掻く音を聞きながら眠っていたので、あまり気になりませんでした。


そんなアビーを見て悩み、迷いましたが、3月終わりに獣医さんに相談し、もう一度だけステロイドを使うことにしました。同時に、皮膚炎に60%の改善が見られた実験結果をもつサプリも処方されました。

二回目のステロイド投薬は4週間、1回目より1週間長くなりました。

開始したら痒みが止まると同時に、食欲のない日が増えてきました。まったく食べないこともありました。

ハウスに閉じこもり、暗い顔をして出てこない日もありました。ご飯を口元に運んでやりました。白飯が好きなアビーでした。










知人の紹介で、東洋医学だけでペットを治療するA獣医さんの元に通うようになりました。道が空いていれば2時間弱の道のりです。1ヶ月〜2ヶ月に1回のペースで通うことになりました。

アビーは車に乗ると30分で吐き戻してしまうので、朝食は抜いて休憩を入れながら通いました。そのため、治療時間の4時間前に自宅を出発しました。


アビーのために「ペット東洋医学アドバイザー」という勉強をしたので、そのA獣医さんのご説明は大体わかりました。勉強していなかったらちんぷんかんぷんだったでしょうね。

治療は、A先生によるツボマッサージの後、鍼をうち、ホモトキシコロジー(ドイツの漢方)を入れ、1時間です。通常の病院と比べたら贅沢な時間です。

自宅では、アビーの症状に合う食材で作る薬膳ごはんと、同じくツボマッサージを行うようご指導いただきました。


薬膳に関するご指導は、松の実やクコの実を使いましょう的な、そんじょそこらの薬膳とは比較にならないほど専門的でした。

また後日、詳細を書きたいと思います。


地元の病院ではステロイド治療が続いていたので、その治療が終わったらステロイドは完全に絶つようご指導いただきました。


ステロイド治療というのは、適量を決まった期間だけ投薬したら、終了時は同じくらいの日数をかけて少しずつ半減していきます。スパッと止められません。

敵と戦う白血球のパワーを眠らせるので、弱まった白血球の働きを徐々に戻すために、投薬を徐々に減らしていくという方法が取られるそうです。



A先生の病院のそばには広い公園があり、治療の前はそこに寄り、ドライブの疲れを癒しました。アビーはとても嬉しそうでした。自宅ではどんよりした日々が続いていましたから、外出先での嬉しそうな表情には安堵しました。









5月中旬、ステロイド治療が終了すると、アビーの状態はますますひどくなっていきました。


東洋医学的には、ステロイドは毒素として体の中に溜まるため、使えば使うほどそれを抜くために体力を消費する、というようなお話でした。

また、アビーの今の状態というのは、体の中に「悪いもの」がたくさん溜まっているため、それを皮膚に出している状態だそうです。

健康な子なら排泄や目ヤニ、耳垢などで毒素や老廃物は出せるのに、アビーにはそれが間に合わないほど毒素が溜まっているとのことでした。


また、皮膚は内臓とつながっているため、炎症している部位によりどの内臓が弱っているかがわかります。それを診ていただいた上で薬膳を始めます。

アビーの場合は4ヶ月もの間、内部被曝し続けているはずですから、放射性物質などが抜けきらないと完治はしないと…

口元や足先、耳に炎症が出ているのは当たり前の反応だそうです。


A先生は、

「この先、別の場所にも炎症が出てきます。それは体内の毒素を排出しているので正しい反応です。どんどん出てこいと思ってください。出すことができない子は、臓器に腫瘍という形で体内に残ってしまいますから」

とおっしゃいました。


このことがなかなか飲み込めない私でした。


2回目のステロイド治療が終了した後、地元の病院ではシャンプーだけを行っていただくことにしました。





そんなわけで、春はこんな状態でした。








そして夏になると、A先生のおっしゃる通り、別の場所にも炎症が出てきたのでした…


続く。





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