ペット流通の闇がまた1つ明らかに
9月29日の朝日新聞朝刊に、
「犬猫2万匹、流通過程で死ぬ 国内流通で初の実数判明」
という記事が出たそうですね。
私はネットニュースで知りました。
http://www.asahi.com/sp/articles/ASH9K6FQKH9KULZL003.html
10月5日発売のAERAに詳細が載るとのことで、さっそく読んでみたところ、一昨年の動愛法で繁殖業者に義務化された販売数と死亡数を、環境省が発表したとのこと。
昨年度の、
販売または、不要になるなどしたため無償で引き渡された数は、
犬 617,009 匹
猫 72,569 匹
繁殖から小売りまでの流通過程で死んだ数は、
犬 18,517 匹
猫 4,664 匹
死因については報告義務がないため不明。
この数値から、死亡数の割合を出すと3%強になるそうですが、
販売数については、
・繁殖業者→小売業
・小売業→消費者
のダブルカウントが見込まれるため、死亡割合はもっと多いと思われる、とのことでした。
ペットショップで売られている犬猫が、どんな繁殖業者(ブリーダー)から、どんな経路で、どんな状態でやってくるのか、
想像するのは簡単ですね。
ペットショップに並ぶ子犬子猫のほとんどは、「ペットオークション」と呼ばれる会場で競りにかけられます。検索するとホームページがありますよ。競りにかけられている様子も出ています。
できれば、先天性疾患を持つ親から生まれた子犬子猫の数や、繁殖業者にいる親犬猫の数も調査してほしいものですね…
あぁ… 流通の闇…
« 猫風邪、猛威をふるう | トップページ | 猫風邪、残るは2匹 »
「7.法律とか世の中のこと」カテゴリの記事
- 台風19号の備えを(2019.10.10)
- パラリンピックチケット、落選(涙(2019.10.02)
- ちょっと宣伝。(2018.10.13)
- 西日本豪雨災害(2018.07.10)
- オオミズナギドリと森ねこ(2018.06.24)
コメント