猫風邪、猛威をふるう
猫風邪が蔓延中の我が家。
残る3匹にも感染し、6ニャン全員が猫風邪にかかってしまいました(T ^ T)
その最中、治療とは関係のないところで、獣医師をしている方と話ができました。家庭における猫風邪蔓延を防ぐ方法を聞いたら「フリーで同居していたら、まず無理でしょうね」との答えでした。クシャミをひとつしたら、その部屋にいる猫全員に移ってしまうような、強力な感染力なんだそうです。
猫風邪といっても、様々なウイルスや細菌の複合な場合が多いため、感染したときの症状の出方には個体差があります。
我が家の場合はこんな感じ。
1番目の猫は、クシャミだけ。食欲落ちず。自力で回復。
「あたしのせい?ゴメンね(>_<) 」と言っているような志麻。いいのよ、あなたのせいじゃないから。
2番目は、咳、発熱、食欲ダウン、結果「肺炎」に。5日連続通院。発症から10日目にやっと元気に。
爽やかな秋の空を眺める、とらお。
3番目は、クシャミと鼻水。食欲落ちず。FIV陽性のニャンなのですぐに通院1日。翌日には改善し、発症から3日ほどで元気に。
毎朝晩、お口にお薬入れてるのに、恨みなしでお膝好きの可愛い性格、モリモリ君。
4番目は、クシャミ・鼻水。食欲ダウン。痰が絡みゼイゼイと呼吸難。通院2日。ネブライジング。痰が減り楽になってきた様子。療養中。
やっとぐっすり眠れたブーレ。まだ調子は良くない。
5番目は、涙目でインターフェロン入り目薬を差すも、猛烈拒否にて諦める。食欲落ちず。クシャミ・鼻水。通院1日。療養中。
いつも目からくる、ミュウ。今はもっとひどい状態。
6番目は、涙目で同じく目薬猛烈拒否。食欲落ちず、自力で改善の兆しと思いきや、昨夜から食欲ダウン。今夜の様子で明日は通院かな…
また赤い涙が出始めたミーナ。
こんな感じで、大体はくしゃみ・鼻水から始まるも、咳になるコや涙目になるコなど様々。
現在、1番目から3番目の猫たちは食欲と元気を取り戻しましたが、まだ時々出るクシャミには鼻水がたっぷり混じっています。症状がひどかった2番目のとらおの担当獣医師は「油断せず、あと1週間は抗生物質を飲ませてください」とのことでした。
3番目のはモリモリ君ですが、明日に通院して、抗生物質を続けるか相談してきます。1週間飲み終えたところなので。
2番目の同様、悪化した4番目のコ、ブーレは、2番目3番目のコたちとは別の、かかりつけの先生のところに行きました。
咳はないのですが、鼻が詰まり、痰が絡んでいるようなそぶりを何度もして、苦しそうな状態になっていたため、「ネブライジング」という治療をしていただきました。霧状の薬液を吸ってもらう方法です。
プラ製のキャリーバッグに入ってもらったまま、すっぽりビニール袋で包み、キャリーバッグの中を薬の霧で充満させ、普通に呼吸しているだけで鼻から薬液が入っていくというものでした。
私自身もやったことがあります。副鼻腔炎になり、粘りの強い痰が気管に張り付いて、鼻からも口からも出せない、それはもう辛かったときに。
人なら口や鼻に当てて吸い込みますが、猫さんたちにそれは厳しいので、キャリーバッグの中を霧で充満させるわけですね。
内服液や注射よりやや高価でしたが、
痰が絡んで呼吸も食事も辛そうだったブーレが、帰宅するとすでにとっても楽そうで、久しぶりに横たわって寝てました。効き目はとてもいいと感じました。
今日現在、5番目と6番目のコがひどい状態です。
通院、どうしようか迷います。
5番目のコは、昨日の病院後、押し入れの奥に隠れたまま食餌もせず、トイレだけこっそりしてました。やっと今、ごはんが食べられたところです。病院へ行ったらまたショック状態になりそうだな…と…
志麻の「くしゅっ」から始まった風邪が、こんなにも猛威を振るうなんて… まるで、インフルエンザの学級閉鎖のようです😭 いつ誰が悪化するかわからず、薬を飲ませるにも朝晩時間を取られるため、私もまるで予定が立てられません…
とにかく、生活空間を別にしている子猫たち「太陽&元気」に移らないよう、気を張ってがんばるしかないですね。
今のところ元気なふたり。
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