去勢手術と抜歯終了
去勢手術を終えたブラン君。
リビングデビューとなりました(^^)
↑爪を研ぐとらおを、目を見開いて見ているブラン。
保護したコには感染症があるかもしれませんから、うちの子たちとは2週間くらい接触を避けていました。糞尿、よだれなどから移る病気はたくさんあります。
もう大丈夫そうだなと素人判断ですが、これからはわんちゃんらしく、人間と同じ空間での生活をさせてあげようと思います。
うちは人間より、犬猫のほうが多いですが(笑)
↑デカい犬が距離を置いて観察中
合わせて施術していただいた抜歯により、ブラン君は歯が1本もないコになりました。
泡のようなよだれが常に出ていたのは、ひどい歯周病・歯肉炎のせいと思われるそうです。歯石は歯茎にまで盛り上がり、歯茎には膿が溜まっていると思われ、かなりの悪臭がしました。
かかりつけの先生はひと目見て、「あー、ひどいな。奥歯は全部抜きます」とおっしゃっていましたから、迷う余地はありませんでした。
どんな生活をさせられてきたのか…
前歯は当初からありませんでした。
犬歯は外向きに開いていて、根っこに異常があると思われるそうですから、これも抜きました。
これが抜歯した歯たち。
全ての歯がなくなったので、噛み砕いて食べるようなものは避けて、丸のみできるものを食べさせてあげることになります。
全抜歯で痛みが強く出るそうで、1泊入院となりました。
退院の際、「最初は痛みもありますから、柔らかいものをあげてください。」と説明を受け、反射的にウェットフードをあげたら、
あれ、残してる。しかも困った顔して…
そこで食べる様子を観察してみたら、とても食べにくそうでした。
なるほどねぇ… 柔らかいものといっても、ウェットフードのようなものはすくいにくく、口に運んだ後もしばらくモグモグして舌を動かしているようでしたから、考えてみたら口の中でばらけるのでしょう。
そこで、前歯のない猫さんたちのために用意したお肉の塊をあげたら、食べやすく、上手に丸のみしていました☆
「柔らかい塊」
これが食べやすくて良いようです。
その次からは、こんなごはんを出してあげることにしました。
食べやすいようで、ペロリ!完食。
抜歯のあとの縫合が落ち着いたら、ドライフードなどもふやかさないで、小粒タイプをそのままあげたほうが食べやすいのかな。
それはまた観察してみて、考えます。
それからブラン君、胆泥症でした。
そのことについてはまたあとで。
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