この一週間、ねこさん達の里親さんから相談が続いています。
1つめは、
「お顔に傷があるんですけど…なんか不自然ですよね?」
と写真が送られてきて、見るとあら、ほんと、イヤな予感…
お仕事がピークで3日後まで休めないとのことで、急遽私が預かり病院に連れて行きました。
”ガンではないですね”と、お若い先生。
ひとまずお薬投入で経過観察となりましたが、かかりつけの先生じゃないから、なんとなく不安…
10日ほどで治らなかったら再検査だそうです。
今日で一週間。
どうか、ただの傷でありますように。
2つめの相談は、3日間飲まず食わずだとの連絡。
病院での診察が納得いかないものだったそうで、別の病院に行くとのこと。自宅でしてやれることはないものでしょうかとの相談でした。
猫は数日食べないだけで一気に肝臓に脂肪を溜め込もうとするのだそうで、 特に肥満体型の場合は肝リピドーシス(肝脂肪)という病気に発展しやすいとのこと。
うちの2ニャンも風邪で鼻が詰まり食欲不振になったときは、風邪よりも肝臓のほうをひどく心配したのでした。
そんなときのために、大好物のものを複数知っておくことは重要ですね。
それより何より、太らせないことが大切です。
2つめの病院で原因がわかりますように。
どうか食欲が戻りますように。
そして3つめの相談はとても深刻。
猫さん連れで車で出掛け、帰宅時に車から下ろそうとドアを開けたら、ものすごい勢いで飛び出してしまったのだそうです。
追いかけても追いつかず、数時間名前を呼び続けると時々ニャーとお返事するものの、戻ってこないのです。
一晩中探しても戻らなかったため、私は翌朝2時間かけて駆け付け、駐車場周辺に捕獲器をセットしました。
友人を通して、その地域の猫さんたちをお世話をしている方々から捕獲器をお借りしたり、深夜の捜索にご協力いただいたりと、たくさんご支援いただいているのですが…
5日目となる今日もまだ捕まらず…
飛び出した場所が自宅でなかったため、帰路を探せないでいると思うのです。
また、放し飼い猫や地域猫がいて、縄張りが厳しいエリアのようで、放し飼い猫さんが捕獲器に入ったりしました。
さらに、ご自宅が集合住宅の3階。
駐車場から飛び出したねこさんには、自宅がどこなのか想像がつかないと思われ、
たとえ懐かしい、あるいは、美味しい匂いが漂ってきたとしても、知らない建物の階段を登るほどスリリングな事はありませんから、玄関を開け放して帰りを待つという手段はかなり希望が薄いと思われます…
しかも、梅雨。雨は足跡の匂いを消してしまいます。
とにかく悪条件が重なってしまいました。
どうしようもなく心配です。
そして相談はまだ続き、
4件目は、
「藪の中で子猫見た、捕獲器貸して!」と友人からの電話。ほんっと、続くときは続きます…
飛び出したねこさんのために貸し出し中で、手元にないんです。
捕獲器がなくても2,3ヶ月の子猫なら、犬用クレートで捕まえられるよと説明し、翌日に捕獲できたと連絡ありました。
ホッとしたのもつかの間。
やれ吐いただの、トイレ砂はこれでいいかだの、シャーシャーすごいだの、慣れそうもないだの…
もー、うるさい、うるさい(^_^;)
子猫じゃなくて友人が (笑)
今夜もうるさいのだろうか…(笑)
4件目は別として、みんなみんな心配です。
明日はとにかく飛び出した猫さんの捜索です。
どうか生きて戻って!!