アビーが突発性前庭障害に(1)
アビーに異変が起きました。
先週木曜、前回の記事をアップして
日暮れ間近になってからお散歩に出発。
いつもより気温が低いからか、
ルンルン小走りで進んでいくアビーを見て、
今日は調子がいいんだなぁと嬉しくなりました。
ところが、15分くらい行った先で
アビーが突然ふらつきはじめました。
比較的涼しいのに熱中症?!と思い、
お水を飲ませながら、時々座らせたりもして
ゆっくりゆっくり帰ってきました。
ふらつき始めたときの動画です。
帰宅してからはいつも通りごはんを食べて
吐き出すこともなく、よく眠っていたので
なんだったのだろうと、ちょっと不気味でした。
そして翌日。やっぱりヨロヨロとしています。
急に老化が進んだのかなぁ・・・
やっぱり軽めの熱中症で不調なのかなぁ・・・
とあれこれ考えていました。
朝の散歩の後はぐっすり眠りこんでしまいました。
しかし夕方の散歩で驚きました。
やはり途中からふらふらし始めて、
まっすぐ前に進めなくなってしまったのです。
仕方なく、10分ちょっとくらい、
抱えて帰宅したのでした。
帰宅すると、眼振が出ていることに気が付きました。
わんこは黒目が大きいのでわかりにくいのですが、
アンダンテくらいの速さで左右に瞳が動いています。
それは目を閉じていても、瞼の動きでわかりました。
以下は3日目の朝に撮った動画です。
眼振が出ているとなると、脳か耳か、
ということで、病気辞典で調べてみました。
色々書いてありましたが、おそらく
高齢犬に出やすいという前庭疾患だろうと思いました。
耳の奥の平衡感覚をつかさどる器官の故障です。
異変が起きてから3日目の朝は
ふらつきと眼振に加えて、
同じ方向に繰り返し振り向く動作が出て、
さらに前脚が踏ん張れずに転倒するようにもなりました。
ちょうどその日の昼に、
スミレさんの通院があったので
先生に様子を話してみました。
雑種犬に多い、前庭障害だろうとのことでした。
ビンゴでした。
吐き気が出るようなら吐き気止めを、
まったく食べないようなら水分の点滴を、
という説明をいただいて帰宅しました。
午後にはもう、ハーネスをつけて補助しないと
立てなくなっていました。
あまりのふらつき具合に、避難するジャスミン。
離れたところからアビーの様子を見ています。
夕方になると、アビーはお水を大量に飲み、
未消化の朝ごはんをドバーッと吐き出しました。
よだれも常に出ていました。
ひとりでは立ち上がれないので、
室内でもハーネスを着けるしかありません。
このハーネスは胸全体を一枚の布が
カバーしてくれるので、
背中側のハンドルを持ち上げれば、アビーは楽に立てます。
それからは何も食べられなくなりましたが
お水だけはよく飲んでいました。
また、首が持ち上がらないようでした。
4日目もお水を飲んで胃液を吐いて、ぐったりしていました。
日曜ですから病院はお休みです。
首の皮をつまんでは脱水状態を確かめましたが、
老犬だから伸び切っているのか、
脱水しているのかよくわかりませんでした。
健康な時からつまんでおけばよかったと
思いました。(なんか変?)
とにかく、月曜になったら診てもらわなきゃと、
それ以外の動作についても慎重に観察していました。
日曜は台風が近づいていたので
普段から低気圧で元気がなくなるアビーにとっては
気分の悪い時間帯が長く続いたことになります。
しかしタイミングの悪いことに・・・
日曜の午後、私はコロナワクチン2回目接種で、
夜9時くらいから高熱を出してしまうのでした・・・
つづく。
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