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2021年10月28日 (木)

スーちゃん、癌なのか??

「最終チェック」の日から一週間が経ちました。

なかなかブログが書けなかったのは、
その日、スーちゃんの心臓に

「3センチくらいの腫瘍ができている」

と告げられ、それが本当のことかどうか
セカンドオピニオンしたりしていたからです。


いきなりの癌宣告でした。


驚愕しました。

 


経緯を簡単に説明すると、
「最終チェック」の日、

気管の状態を診るために撮った
レントゲン写真に、
肺に水が確認できたのです。


そしてその原因を探るために
心エコー検査をしたら、
3センチほどの影ができていて、
それは悪性腫瘍とのこと。


心臓内の腫瘍の場合、
針を刺して、悪性かどうかの検査に出す、
ということができないそうで、

総合判断的に「血管肉腫」ということのようでした。


お友だちワンコさんたちが昨年と今年に
1頭ずつ、「血管肉腫」にかかり、
それぞれの飼い主さんが状況を話してくださったので
どんな様子になるのかは大まかにはわかっていました。

 

血管の内皮にできる癌で、
血液を伝って全身に転移するという、
恐ろしい癌でした。

あっという間に悪化するので、余命僅か。


お友だちワンコさんは脾臓にできたり、
肝臓にできたり、でした。


それがスミレの心臓にできている、と。

 

確かに通院前日の朝、

伏せた状態で辛そうにしており、

朝ごはんを食べませんでした。

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せっかく手術が成功したのに、

持病もなく、血液検査も綺麗だったのに、

余命僅かなの?!!!

 

 

少々パニックになって
溢れ出る涙をこらえながら、
必死に先生の説明に耳を傾けました。


「頻繁に、あるいは救急で通院することもあるだろうから、
今後は地元の病院のほうがいいですよね」


「早めに酸素室を借りてあげてください。
治療はステロイド薬で緩和治療という形が多いですね」


「せっかく呼吸が楽になったのに・・・残念です」


と、心を寄せてくださる先生。

 


説明とお会計の間、
スミレはICUに入れられていました。
呼吸が楽になったことでしょう。

ステロイド注射もしてもらいました。


スミレを抱いてICUから出てきた先生は

「帰りの運転、十分気を付けてね」

と、目を潤ませながら気遣ってくださいました。

 

そのお気遣いにドバーッと涙が。


私の足元にあったクレートをさっと持ち、
先生はスミレを入れてくださいました。

「担当する獣医さんが決まったら私に電話ください。
事の経緯を説明しますから」

とも言ってくださって。


深々と頭を下げて、病院を後にしました。


運転を始めてすぐ、

あ、で、気管のほうは完全に終了ってことで
いいのかな?

と我に返りましたが、

すぐに、あ、そっか、血管肉腫だと
長くても余命3ヶ月らしいからね、
将来の話は不要ってことか。。。。

 

ふぅ。。。


深呼吸して、さあ、運転に集中!!!

 

それでもポロポロと涙は落ちてきます。

そのたびに、深呼吸。

 

まずは酸素室か。

癌ならば外科が得意な先生のところがいいのかな、
心臓内の癌は切り取ることはできないそうだけど。

木曜だから、かかりつけは休みだし。

ICUのある病院がいいよね、
あ、あの病院なら循環器の先生が
定期診察に来てるんだった。


そんなことを考えながら車を走らせました。

 

運転しながら結論を出し、
帰宅するや否や、
その日のうちに診察予約をしました。

 

予約時間までは、病気辞典を開いて
どんな病気なのかを調べておきました。

 

診てもらいたかった院長先生はお休みで、
お若い先生でしたが、
それでも酸素室の借り方や
治療方針等のことは
教えていただけるだろうと思っていました。


若い先生は、
すぐに先ほどの病院に電話してくださり、
代理の先生から詳細を聞き取ってくれました。


疲れているであろうスミレには
可哀想だと思いましたが、
早く酸素室を借りるため、そして
明日からのステロイド薬をもらうため、
とにかく再検査してもらわねばと
私は猪突猛進的に気負ってました。


スミレのレントゲン検査とエコー検査をし終えた
若先生は、

「確かに胸水はありますが少量だから
針さして抜くのは難しいなぁ。


エコーでも心臓に腫瘍は見当たりませんし。
うーーーん、この時点で血管肉腫とは言い難いなぁ」

と、うーーむ、うーーむと唸っていました。

 


えっ?!!!!本当に?!!!

無いの?!!腫瘍、無いの???!!!

 


と、喜ぶ私。

今思うと、一喜一憂、アホでした・・・


・CTを撮るか

・腫瘍があると仮定して抗がん剤治療を始めるか

・様子を見るか

と若先生。


いきなりの結論。
私にそれを選べって?それだけの説明で?

無茶ぶりだなぁ ( ̄▽ ̄;)


それに胸水が溜まってくると
今とは違う独特の「努力呼吸」って
状態になりますから。

とおっしゃるので、

「ならば、呼吸の仕方をよく見て、
変だなと思ったら再診をお願いすればいいですか?
それで手遅れにならないですよね?」

と念押して、帰宅しました。

つまり、

・様子を見る

を選択したことになります。。。。

 

 

頭をよぎるのは、

別の日に院長先生に診てもらおーーー

でした。


たくさんの犬猫を診察してもらっていると
獣医さんによってずいぶんと違うことを感じます。


帰宅して、アーーーーなんだかもう疲れたー
と思いながら、アビーにリードを着け、
散歩に出ました。

 

夕方のひんやりした空気は
頭を冷やすのにちょうど良い気温でした。

 

冷えたら冷えたで、

心エコーって、間違えることあるの?

存在しないものが見えることあるの?

肺の水がまだ少量だから抜けないって
どういう意味?

と、後から後から疑問が湧いてきました。

 

この日は頭も心も体もすべてがクタクタで・・・


遅めの時間でしたが、
夫が高級弁当を買って帰ってきてくれました。

 

それが何だったのか覚えていませんが、
「さ、美味しいの食べて、早く寝よう」と
夫の優しさだけが記憶に残っています。

 


さて、3日後。

院長先生に診ていただきました。

状況説明をしたところ、
もう一度、心エコーさせてください。とのこと。


で、「やはり心臓に腫瘍は見えませんね」と。


3日の間に落ち着いた私は、
今度はしっかり理解できるまで
院長先生にたくさんの質問をしました。

院長先生もよく説明してくださいました。


・抗がん剤はあまり期待できない
・胸水が溜まってきても、一般の飼い主さんには
呼吸の違いはわかりにくい

ということが、訂正されました。

若先生ったら、もおー。
ちょいちょい違うやん・・・(^_^;)

 

院長先生が「心配するところはない」というし、
咳をするスミレの動画もきちんと観てくださって、

心臓や肺からくる咳ではない。
縫合糸に反応しているか、
まだ炎症が残っているかだと思いますよ。

とのこと。

まあそれは院長先生の推測でしかない、と
内心思いましたけれど、

とにかく、心臓に関しては、
いますぐ何かしなければならない状態では
なさそうだし、

なによりも、この3日の間に
スミレは元気になってしまって、

軽い咳は残るものの、
庭を駆け回ったり、食欲も旺盛だし、
ニコニコして、尻尾ぷりぷりなので、

心臓に3センチもの腫瘍を抱えて
苦しい思いをしている犬とは
思えなかったのでした。

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といっても、ご近所わんこさんが
最近、血管肉腫で亡くなったのですが、
そのときに飼い主さんが、

「血管肉腫が脾臓にできていて
腹水がすぐに溜まる。
溜まるとしんどそうで食べなくなる。

抜いてもらうと血でいっぱい・・・
外科で取ってもらっても転移してるだろうから
手術はしないことにしたの。

腹水を抜いてもらうと、元気が出て、
食欲もあるの。よく食べるの!
何かの間違いだと思っちゃうわ」

と話していたのを思い出すと、
元気だからって腫瘍が無いと
決めつけられるわけではないのですが。


だからって、積極的に直そう!という
病気でもないし、結局のところ
緩和ケアを選択することになるだろうし、

そうなれば、今焦っても、
やることは変わらないのだと、

自分の中でひとまず決着をつけました。


心臓に血管肉腫という診断は、
ひとまず、置いておこう。


そう思うことにしました。

 

心配で何も手につかない、
という境地から抜け出さないと、
堂々巡り。時間の無駄。


それよりなにより、術後の安静により、
スミレの足腰が弱っていることが気になります。

それをなんとかしてあげなければと、
気持ちは別のところに向かい始めています。

 

 

 

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