アビーの膀胱炎
AmazonのPrimeVideoからお勧めされた
「おいしい給食」というドラマがあまりに面白くて
ブログを書く時間が減りました (;´∀`)
そのドラマの時代設定は「1984年夏」、
舞台は中学校。
まさに、私と同じ年代!
それだけでも盛り上がるのに(笑)
主演の市原隼人がその硬派なキャラに合わず
めちゃくちゃ面白くて
ついつい噴出さずにはいられない内容です。
本当に楽しく観ています(≧▽≦)
コロナ禍でなんとなく元気が出ない今、
こういう単純明快なストーリーには
元気をいっぱいもらえます(*^▽^*)
閲覧方法はいろいろあるようです。
私はAmazon freak なので(笑)
PrimeVideoから観ていますが
Fuluでも観られるとかなんとか・・・
気分転換に最高ですよ☆
というわけで本題です。
今月上旬の話です。
めずらしく早朝から
アビーがオロオロしていた日がありました。
家から外に出してあげると、
芝生の手前のウッドデッキで
おしっこがたらたらたら~~と
漏れてしまいました。
普段なら、庭の隅の木の根元におしっこを
するのですが、もう間に合わない!とばかりに
出てしまったようで。
そんなことは初めてでした。
といっても、最近のアビーは
高齢犬らしくヨロヨロすることが増え、
排泄の失敗も出てきていたので、
また一歩、老化が進んだのかなと思った程度でした。
ところがその後、朝食を食べさせ、
日が昇って寒さが和らいだ頃に
アビーと散歩に出掛けたら、
後半2割くらいのおしっこが真っ赤!
そりゃもう、驚きました。
膀胱炎かもしれないと思い、
とにかくたくさんの水分を摂らせて、
夕方にまた散歩に出ました。
やはり変わらず、後半の2割くらいが真っ赤でした。
ひとまず「ウロキャッチャー」で採尿。
前半はしっかり取れましたが、
後半は日が暮れていたので良く見えず、
これだけ・・・
それを診てもらえるかどうか病院に電話し
「尿検査だけならば」ということだったので
すぐに向かいました。
やはり膀胱炎でした。
抗生物質を服用することになるのですが、
抗生物質にはたくさん種類があり、
アビーに合うものをと、先生が検討してくださったのが
これ。
大きい!!!
ちなみに小さなほうは、いつも服用している
「甲状腺ホルモン剤」です。
猫たちが残したキャットフードと一緒に
差し出すと、何の迷いもなく食べてくれます。
この薬が効いてくれたようで、
4日目にはいつものおしっこの色に戻っていました。
アビーは皮膚病の時、
他院で抗生物質をあれこれ処方されてきました。
それで耐性菌ができてしまっていて、
効かない抗生物質がたくさんあるのです。
あまり公には騒がれていないように感じますが、
2050年には、人の死因の第一は、癌を抜いて
「薬剤耐性菌関連死」になるとの予測だそうです。
☆厚労省「薬剤耐性(AMR)対策について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000120172.html
抗生物質は身近な薬だと感じていますが、
とても気を配って使わなければならない薬のようです。
そんなわけで、薬剤耐性の検査なしで選ばれた抗生物質が
アビーの膀胱炎に効くかどうか冷や冷やでした。
もちろん本当は、薬剤耐性検査をする
必要があったそうですが、
私が「ウロキャッチャー」で採尿した量では
少なすぎて、検査に回せなかったそうなのです。
(その検査は外注です)
なので、過去に処方されたものや皮膚検査の結果を
総合判断して、今回の抗生物質が選ばれました。
効かなかった場合のことを考えて、
服用開始から2週間後には
もう少し多い量を採尿して持ってきてくださいと
説明を受けました。
血尿が出た日のアビーはぐったり元気なさげでした。
でも、散歩に出掛けるととても元気になり、
張り切って歩いていました。
本当にパトロールが好きなコです(^^)
大雨の日も歩きます。
霜が降りた寒い日は午前遅めの時間に。
このコから散歩を奪ったら生きてる意味がないって
相当落ち込むかも。
ジャスミンが一緒でも楽しく歩きます。
2週間後には、大きめの入れ物で採尿して検査に。
菌は無くなった、との結果でひと安心。
アビーは今まで膀胱炎にもなったことがないし、
ストルバイト結晶も出たことがありません。
「高齢犬がなりやすい病気」の中に入る膀胱炎。
ばい菌への抵抗力が落ちているのかな。
再発しなければいいなと思いますが、
これといって気を付けることも思い浮かばず。
ただ、ウロキャッチャーでの採尿量では
外注となる薬剤耐性検査はできないことが
今回勉強になりました。
高齢になると、今まで経験しなかったことが
発生してくるのですね。
10年以上も一緒にいて習慣化していることでも
変化が起こってくるようなので
気を付けて見ていてあげなきゃなりません。
ひと先ず今は、元気なおじいワン!
といった感じで過ごしてくれています。
