ミーナの抗がん剤10回目
4月30日。
10回目の抗がん剤「ロムスチン」が
投与されました。
3日前の「L.アスパラキナーゼ」は程々に効果があり、
腫瘍はわずかに小さくなり、
胃の動きもよくなっているとのことでした。
その証拠に、よく食べて元気な日を過ごしていました。
それを生かすためにも中2日で
今回の『ロムスチン』が使われました。
ロムスチンはカプセルで経口投与です。
なかなか上手く飲み込めず大変でした。
ミーナの口にはとてもとても大きな
カプセルでした。
ロムスチンはこれまでの抗がん剤とは違い、
次の投与まで6週間も
空けなければならないそうです。
また、投与後1〜3週間程度で
白血球が減少する副作用があるとのこと。
そのため、次の診察は2週間後の予約となりました。
しかし。
ロムスチン投与の翌日から
嘔吐と下痢が始まりました。
けれど、とても元気で食欲があります。
嘔吐は別として、
下痢は単に食べ過ぎなんじゃないかと
思ったりもしました。
しかし投与から5日後、
高熱が出て、ぐったりしてしまいました。
ペットこたつにこもり、
熱っぽい顔でまったく動きません。
翌朝、病院へ。
担当の先生がお休みの日だったため
別の先生が処置してくださいました。
点滴+止血剤+下痢止め、
それと抗生物質・吐き気止めは注射。
熱は39.9度ありました。高熱です。
ただ、応急処置のため
翌日に担当医の診察を受けてくださいとのこと。
その日は帰宅してからしばらくは
ぐったりしていましたが、
夜になると少し食べることができました。
翌日(5月7日)、
担当の先生のエコー検査によると、
一週間前は46mmあった腫瘍が
37mmになっていることがわかりました。
『ロムスチン』、効いています。
胃の動きも良くなっているとのこと。
そして『ロムスチン』の副作用は
白血球数の減少だそうですが、
今回の発熱では白血球数は増加していました。
おそらく体が、がんと闘っての発熱だろう、
とのこと。
この日もまた39.9℃もあったので
前日とほぼ同じ処置をしていただき
帰宅しました。吐き気止めは無し。
しかし、夜に少し食べただけで
またぐったりしてしまいました。
そして翌朝も、高熱。。。
3日連続で、点滴です。
先生のご提案で、ミーナの負担を考え
次の診察は翌日ではなく、
一日開けてみましょうとのことでした。
もちろん、ミーナが辛そうだったら
我慢させずに連れてきてください、とも。
先生のおっしゃるとおり、
翌日は元気・食欲を取り戻していました。
ミーナの気力をアップさせようと
新しい爪とぎを購入。
変わった形でも楽しんでくれた様子。
私の膝の上で寝ることも増えました。
ちなみに以下の写真は温灸中です。
私の右脚、少し前から神経痛が出ます(汗)
元気・食欲がまあまあ出てきたので、
通院の必要はないと思い、
キャンセルさせていただきました。
それからまた3日間ほど、
日中は元気、夜に発熱、というサイクルになりました。
発熱中は、冷たいところに顔を当てていたり、
寒さが来ることもあるようでヒーターの前にいたり。
ミーナが自分の気持ちで選択できるよう、
環境を整えました。
しんどいときはペットこたつに籠城するのに
徐々に私の膝に戻ってくるようになりました。
あまりの不調に、心細さもあるのでしょう。
そして今日。
朝からほとんど食べていません。
今度は本当に、副作用がきたのかもしれません。
『ロムスチン』投与後に、
次の診察は2週間後と言われた日が明日なのです。
いよいよ白血球の減少かも。
5年ほど前、サラも白血球の減少で生きられるか
わからない日が2週間くらい続きました。
そのときのことを思い出します。
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