4.病気のこと

2024年6月20日 (木)

スミレにトロトロごはん

いきなり猛暑だったり、肌寒いほどになったり。

「季節の変わり目」は

お婆ワンたちが体調崩さないか、

それなりに神経使いますね。

 

スミレの咳、やはり別の薬をもらいました。

シロップタイプで冷蔵庫保管。頓服。

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獣医さん曰く、効かないコが多いとか

連続使用に向いてない、ということだったのですが

スミレにはばっちり効きましたね!

 

ということは、肺転移じゃなくて

気管支炎による咳なのかな?と思ったり。

まだ診察を受けていないので

どういうことなのかはわかりませんが。

 

頓服ですが、6時間以上空けてくださいとのこと。

4時間とか、5時間とかで咳が出始めることもあれば

8時間くらい平気だったり。

 

4時間で咳が出始めたら

何か食べさせたりして気を紛らわしてやると

収まったりします。

 

症状が出る出ないは、

室温や湿度が関係しているでしょうし、

気持ちの問題もありそうです。

つまり、体が動かないので

喉が渇いた、おトイレに行きたい、

そんな気持ちでモゾモゾし始めると

やはり咳が出てきます。

 

そんな繊細な介護が必要になってくると

留守番がそれなりにあるご家庭での

理想の管理は難しくなりますね。

 

老犬老猫の介護問題、

これからどんどん出てきそうです。。。

 

 

そして、嚥下問題。

嚥下というか舌の動きか、顎の使い方が

なんだかスムーズではなくなってきました。

つまり、毎食のごはんが

お皿の周りにやたらと散らかるのです。

 

そんなわけで、アビーの介護時に

大活躍したブレンダーを出して使ってみると

スミレのごはんは量が少なすぎて

なかなかうまくいかない!

そっかー、、、と四苦八苦しながら

なんとかブレンドできました。

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仕上げにアンチノールと薬を混ぜます。

この魚の形のアンチノールは、

関節痛のある志麻に買った「猫用」です。

お魚の形なので、わずかながらテンション上がる。笑

 

ちなみに、猫用・犬用の中身は変わらないそうです、

アンチノールの会社に電話して確認しました。

 

 

トロトロにすると食べやすい様子。

よかった、よかった。

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咳の問題と、嚥下の問題をクリアしたら

またあらたな問題が。

 

 

今度は「下半身まひ」が出てきているかも。

昨日からまったく立てません。

 

わずかでも立てないとなると、

包帯巻きがとっても難しいです。

いつもなら40分以内に終わる患部の手当てが

今日は1時間まるっとかかってしまいました。

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もうね、かなり腰がイタイ・・・

 

あー、やっぱりスミレも車椅子を作っておけばよかった!

どうしようかな、これからでも間に合うかな。

 

車椅子の素晴らしさはアビーの時に経験済み。

 

 

とにかくまずは、マッサージの予約です。

スミレも、私も。

 

 

 

 

 

2024年6月 7日 (金)

スミレの癌、自壊から4か月

今日はスミレの患部の写真を出しますね。

かなりすごいと思います。。。

苦手な人はスルーしてくださいね。

 

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まずは、ここまでの経過を。

 

2月7日に、腫瘍に小さな裂け目ができて出血。

翌日に通院したところ、主治医から

「当院ではもう、できることはないなぁ・・・」

と言われました。

 

出血が止まらなければ

だんだん意識がなくなってきて

眠るように逝けるんじゃないか

といったような話がされました。

 

それで覚悟していたのですけれど。

 

あれから、なんと4か月!!

 

出血はほぼ毎日わずかながら出ていますが

気力も食欲も変わらぬまま。

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たしかに、4か月もたてば

17歳ですから歳を取ります。

 

後ろ脚があまり動かなくなり、

自分だけでは立ち上がれなくなりました。

 

ただ、立たせてあげれば歩ける状態です。

どうにかこうにか、ですが。

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スミレの腫瘍は「肥満細胞腫」という種類です。

表皮にできた場合はどんどん大きくなることが多く、

けれど本人は痛くないのよねと、

知人の薬剤師さんから教えてもらいました。

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痛くないなら、毎日しっかり洗って

周囲が汚れないよう、適切な素材の物で

押さえてあげる。

 

私が使った包帯、穴あきポリシート、白色ワセリン

どれも大正解よ!と言ってもらえました。

 

心細いところに、あれこれ教えていただいて

いちいち涙が出ました。

知識と思いやりのある人たちが周りにいてくれて

本当にとてもありがたいと思えました。

 

ただ、出血は多い日もあったりで、

心配は尽きません。

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また書きます。

読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024年3月27日 (水)

ミュウがまた小さくなって

今朝はとても空が青くて

まるで5月のような爽やかさでした。

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(窓辺がミュウ、下にいるのがブーレ)

 

ミュウはあと2ヶ月くらいで16歳になります。

4kgあった体重は3kgちょうどになり、

食も細くなりました。

 

 

最近、小さく丸くなっていることが多く、

3か月毎検診が待ち遠しいくらい心配しました。

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3か月毎検診というのは

慢性腎臓病があるから。

かかりつけの先生からのご提案です。

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慢性腎臓病にはその進行具合で

ステージ1から4まであります。

 

といっても、

「慢性腎臓病ですね」

となったら

もうステージ2だそうですが。

 

ミュウもそう。

わかったときはステージ2。

 

そして3年目となっている今も、

極めて3に近い、ステージ2。

 

毎日それなりに食べていますが

量は少ないです。

 

体をぎゅっとしていると

どこか痛いのかなと一日中注目してしまいますが

少し伸びて寝ているだけで

大丈夫そう、とホッとするという。。。

そんな毎日でして。

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おとなしい性格のコは不調がわかりにくいので。。。

 

 

ミュウはいま、人年齢に換算すると

小型犬と同じ計算式(環境省の)で80歳間近。

 

うーん、たしかに背中は丸い。

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けれど同じ歳のジャスミンは白内障だし耳も遠い。

それに比べたら、ミュウは目も耳も悪くなさそうで

高い所にもぴょんぴょこ飛び乗っています。

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小型犬と猫が同じ計算式でいいの?と思うほど。

 

ただやはり、メンタル面は弱くなりました。

ベタベタしたがり、「ちょっと来てー」と

よく鳴くようになりました。

 

私がベッドに入るとすぐに駆け寄ってきて

膝の間に横たわるので、

しばらく寝返りが打てません。

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夜だけでなく、日中もそうです。

家事の合間に一息つくと、

すぐにミュウに捕まります。笑

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先週の3ヶ月毎検診で、

慢性腎臓病はほとんど

進行していませんでした。

ホッとしましたが。

 

でも実際は進行しているように思います。

なぜなら、おしっこの回数が増えているから。

 

トイレの砂、とっても色々ありますが、

「回数」がわかりやすいものを使うと良いですよ。

できれば「色」がわかり、量の比較ができるもの。

 

うちでは白い砂を使っていて

トイレの前は常に砂だらけですが、

塊になるので回数が一目でわかるし、

塊の大きさで1回の量が前日と比較できるし、

血が混じっていないかどうかも

気付きやすいです。

 

先日、まだ若い猫ちゃんと暮らす方が、

2回しかおしっこが出てない!!と

慌てていましたが、

1日2回のおしっこは若い子は普通です。

 

人気のある、あのシステムトイレは

回数も量も色もわかりにくいですからね。

 

便利なものは気をつけましょう。

 

今のミュウのおしっこ回数は一日6回。

とても多いです。

お水もよく飲んでいます。

そんな様子から、血液検査の結果以上に

慢性腎臓病が少しずつ進行しているのだろうと思います。

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病気で苦しい最期を迎えるのではなく、

老衰で少しずつ・・・がいいな。

どの子もみんなそうであってほしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024年3月23日 (土)

梅の咲く頃、ジャスミンと

2週間前の写真になりますが、

遅咲きの梅花が咲く公園に行きました。

今年の梅は少し早かったね。

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ここの公園は人が少ないので

ポコの場馴れトレーニングに良くて

何度か来ています。

 

また階段がほとんど無いので、

視力低下のジャスミンも

安全に歩けるので気に入ってます。

 

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この半年で、ジャスミンの視力は急激に

落ちたように感じます。

加齢性白内障だそうです。

 

これは治せない病気で、

それでも何かできることはないかと尋ねると

『ほとんど効かないと言われている目薬を差すくらい』と

かかりつけの先生は話してくれました。

 

でも、目薬は一日3回差す必要があるとのことで

よく見えてないわんちゃんにとっては

目薬を差す行為自体に

ストレスを感じやすいから

やったほうが良いとも言えないそうで。

 

なるほどね。

 

でも一度はやってみようと思い、

出してもらったら人間用でした。

犬用の開発は無いんですね。。。

目薬あるあるかもしれませんが。

 

人間の場合、加齢性白内障で手術を受ける人の

4~5割が70歳台だそうで、

80歳では100%が白内障を発症しているとのこと。

 

それを思えば、あと1ヶ月で16歳になるジャスちゃんは

人間年齢に換算すると80歳くらい。

自然な老化、と受け入れることにしました。

 

そして目薬は開封したら3週間で使用期限なので

2本、つまり6週間使ってみました。

 

案の定、後半は少し嫌がるようになったので

続けないことにしました。

 

というわけで、今は何もしていません。

 

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でも、私の位置はだいたいわかっています。

犬の嗅覚はすごいです。

私はいつも、

犬は目で見るように匂いと音で状況判断している

と思って接しています。

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とはいえ、ジャスミンの場合は

音を取ることもイマイチなので

匂いと、わずかな影の動きで

状況判断していると想像できます。

 

音がイマイチというのは、

ずいぶん前から耳が聞こえにくくなっています。

たぶん2年前くらいから。

 

ラリーオビディエンスのレッスンのときに

そう感じましたね。

離れた位置からのコマンドが

通じにくくなっていました。

 

ただ一様に聞こえにくいというわけではなく、

周波数的に

人の声の音域は聞こえていないようで。

パンパンッと手を叩く音や口笛は

今でも聞こえています。

 

なので、お天気的に晴れなのか、曇りなのか、

(明るいと、白っぽくぼやけて物の輪郭がわかりにくいらしい)

影はどちら方向に出るか、

風向きはどうか、・・・

ということを考慮して、

立ち位置を工夫しながらジャスミンと歩いています。

 

でないと、立ち止まってしまう(^_^;)

 

 

聞こえない・見えないという状況でも

不安を減らしながら出掛けられれば

楽しいですからね。

 

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もしかすると両目でバランスが悪いのか

距離感が掴めないのか、

すごーく近くまで来ます。

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可愛い子。

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いつ何時もそばに居たいけれど、

それでは分離不安を招くのでね、

気をつけないと。

そばにいない時間も毎日作っています。

 

 

 

うちのミニ胡蝶蘭。

可愛らしい。

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蕾がぜんぶ咲きました☆

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う~ん♡ お花は安らぎですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024年3月16日 (土)

スミレの腫瘍から出血

肥満細胞腫[高悪性度]と診断されている

スミレの皮膚がんですが、

1ヶ月前から小さな裂け目が複数できて

出血するようになりました。

 

出血の量は、滲む程度の日もあれば

ポタポタな日もあり、

5週間を過ぎた今もまだ止まりません。

 

かかりつけの病院ではなぜか

あまり上手に手当てしてくれなかったので

この包帯ぐるぐる巻きは私のオリジナルです。

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1年以上、癌は転移していませんが

ステロイドの副作用で四肢や頭部以外の毛は抜け落ちました。

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目も見えてないし、

耳も聞こえてないのに、

お水ボウルまでたどり着いてます。

このときはリラクッションから

自力で抜け出していました。すご。

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まだまだスミレは立位でごはんを食べ、

毎日完食です。

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これはおトイレできました、の時。

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夫が見ているときは

おトイレの失敗が多いです。

これはつまり、

「そろそろトイレだな」

というタイミングを掴んでいないということ。

 

私が見ている日は

もう3週間くらい失敗なしです。

 

介護期に入ったら受け身ではだめですね。

先手必勝。予測して備える。

そのためには観察力がものを言います。

 

 

ベッドが汚れてしまって洗濯中は

プチプチ緩衝材で臨時ベッドです。

これは動物看護士さんから教わりました。

床ずれができにくいそうです!

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ぞっとプチプチベッドにしようと思ったら

いやなのか、起き上がって体をずらしてました。

 

寝かせるときはこんな感じ。

靴下は子供用ハイソックスを折り返して使い、

上の腕が辛くないよう

ガーゼタオルをクッションがわりにしています。

 

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これは、リラクッションで寝てしまったところ。

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食後、1~2時間は立位に近づけます。

 

 

ポコがスミレに添い寝してます。

どんな気持ちなの?ポコちゃん。

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昨日の朝は驚きましたね。

ごはんの支度をしていたら

いつもの2ワンコと、その後ろにスミレさん。

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食欲は生命力だなとつくづく思います。

 

腫瘍に変化がありませんように。。。

 

老衰で穏やかに逝けますように。。。

 

それまでは私も看病がんばります。

 

 

 

 

 

 

 

2024年1月28日 (日)

リラクッションでエクササイズ

冷たい風がようやく収まって

昨日は暖かい陽気だったので

久しぶりにスーちゃんを

お風呂に入れました。

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綺麗になると気持ちいいね〜

と思っているかは微妙なところ。

視力聴力が衰えると

不安のほうが大きいかも。

腫瘍も大きいしねぇ。

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それからジャスミンの爪切りと

肉球にたっぷりクリーム塗って。

(犬も歳をとると肉球ゴワゴワになる)

ポコも爪切りと全身ブラッシング。

これ、爪切り中。

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すごい度胸だ (*^。^*)

 

こんな感じで、丸っと一日かけて

3ワンコのグルーミングをいたしました♡

 

 

そして今日は太陽出ず寒かったのですが

ポコさん連れて、

エアコン完備のしつけ方教室へ。

 

グループレッスンで

メンバーは6ワンコ。

 

1歳になりたてさんから

8歳のベテランさんまで。

体重も2キロから26キロまでと幅広い。

 

猟犬タイプが2、

和犬系が3、

愛玩犬が1 でした。

 

こんなバラバラでも、

飼い主さんたちの「気」が素晴らしいので

みんな楽しそうにトラブルなく、

また一歩前に進めて、

それぞれ目標立てて終わりました。

 

「しつけかた」を習う教室なので、

どのような心持ちで犬と接すると良いか、

を教わります。

だからたのしい(^^)

 

 

はい、そしてやっと本題。笑

スーちゃんの

リラクッション de エクササイズ!

 

リラクッションはワンコを

乗せるだけじゃないんですね。

 

立位にすると

やれることがたくさんある!

 

凝った体にマッサージをしたり、

足を動かす練習をしたり。

 

購入してから1ヶ月。

寝る前のスキンシップタイムとして

定番化してきました。

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一番小さなサイズですが、

胸と内股が少し接触して、

お腹は接触なし。

両脇は接触しませんが

少しでも傾くと支えてくれます。

 

で、本犬はどうかというと…

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 微妙な顔つき💦笑

 

で、乗せたらまずは

首周りのマッサージ。

ほぼ前脚だけで歩いているような

状態なので、首や肩がとても凝ります。

 

そのあと、脚を1本ずつ浮かせて

3本脚でバランスをとるという

エクササイズ。

 

やり方は、リラクッション販売元の

YouTube動画を参考にします。

 

そして立っているついでに、

皮膚に保湿ジェルを塗ります。

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 ここまでを20分くらいでやります。

長くやると疲れすぎちゃうからね。

 

といっても、ジャスミンがお邪魔に

入ると、少し長引くことも。

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スミレが痩せないよう、

ちょこちょこと食べさせているのを

知っているのです。

 

「またスーちゃんだけなんてズルい!」

と言ってます(≧▽≦)

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食いしん坊ジャスミンを交わしながら

一通り済んだら、

リラクッションから降ろして

トイレシートの上に立たせます。

 

それですんなり排泄完了!

となります。

 

これを夜にやると、

次の排泄は早朝1回だけとなり、

おしっこの重みでオムツが脱げても

その頃には私が起きるので

おトイレ失敗という惨事は免れます!

朝起きてすぐの排泄の片付け、

踏んづけた足の洗浄などは

ストレス大、なので(^∇^)

 

 ま、言ってみれば、

手間を省くために

手間をかける、

ということでしょうか。

 

ニンゲン、同じ手間でも

それが発生する時間がいつかによって

イライラは大きく変わるものです。

 

可愛い可愛いペットちゃんたちに

イライラしたくないですからね。

それならば、

プラス思考になれる、手厚いお世話を。

 

そして寝る前に潤いの点眼をしてから

電気を消して、はい、おやすみ~。

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リラクッションでのエクササイズが

それなりに疲れるようで、

マットに寝かせると即、爆睡に入ります。

 

アビーと重なることなく

スミレの介護になり、

大変なようで、でも実は

時間配分が上手くなっている自分に

少し酔えたりします笑

 

お正月に飾った葉牡丹から根っこが生えて

中央が盛り上がってきました(^^)

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植物のケアも上手くなってきたぞ笑笑

 

 

 

 

 

 

2023年12月28日 (木)

ジャスミンの白内障

ジャスミン、15歳半。

半年くらい前には

両目が核硬化症と診断されましたが

その4か月後に別の病院で

初期の白内障と診断されました。

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犬の白内障では、手術以外には有効な治療はなく、

目薬をしたところで

進行を遅らせることができるかどうかも

よくわかっていない、とのことでした。

 

目薬を怖がるわんちゃんだとストレスになるし、

犬は人のように視力に頼る部分は大きくないと

いったような説明を受け、

また手術も全身麻酔になるため

高齢犬にはお勧めしないとのことでした。

 

それで、目薬をしないことにしたのです。

 

しかし、どんどん見えなくなっているようで

なんでもいいから試したいと

思うようになりました (T_T)

 

そこでもう一度診てもらって

左右差はありそうだけれど

両目に点眼、ということになりました。

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シャンプーも爪切りも私がやっているので

目薬も難なくやらせてくれました。

 

その目薬。よくみると「老人性」と書いてある。

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人用とまったく同じなんですね。

目薬あるある。

 

で、この目薬の使用期限は3週間。

使用開始時に付属の顆粒を混ぜ、

良く振って混ぜてから使い始め、冷蔵庫保存。

使用時には手で握るなどして

常温にしてから差します。

それを一日、3回。

色は黄色。

 

この目薬を差す前は、

乾燥によるとろっとした目ヤニが

毎日それなりに出ていましたが、

この目薬でそれが解消されました。

単に乾燥が解消されたのでしょうが、

こういうのも副反応っていうのかな?

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白内障の目薬を差すようになると、

いよいよ本当に高齢犬なんだなぁと

ものすごく寂しい気持ちになります。。。

 

また、明るすぎると見えないようだし、

正面で見ないとわからない感じもします。

 

なので最近は、散歩時間にも気を配り、

夕暮れ間近のころに歩くようにしてみました。

あまり見えにくい時間に出ると、

枯草に気が付かず、それが目に入ったりするからです。

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この先、徐々に私の顔も見えなくなるんだね。。。

 

お耳もかなり遠くなっているしね。。。

 

そんなことを考えると、

ものすごく悲しくなってきて (T_T) 

 

朝は、なかなか起きてこないしね。

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そんな中、新たな問題が起きて。

 

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ジャスちゃん、「耐える冬」になりそうです。

 

それについては、また書きます。

 

 

 

 

 

2023年12月 1日 (金)

血液検査の妙

ブーレくん、窓辺大好き 14歳。

一年前から腎臓病のステージ2で

お薬服用中。

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それが、2か月前の血液検査で

悪化していることがわかりまして( ;∀;)

 

『お薬を追加したほうがよいかもしれません』

との診断でした。

 

でも。。。

ちゃんとお薬を飲んでいるし、

同じ腎臓病のミュウよりも

リンの少ないごはんを食べて、

体重変化もない。

 

どうして悪化してしまうのかなーと

納得できず、しばらく悩んでおりました。

 

腎臓病の場合、一度増やした薬は

止められないと思うので、

ここでの決断は重要に感じて。

 

で、2,3ヶ月様子を見て、

薬の追加はそれからにしよう!と決めました。

 

 

それからあっという間に2ヶ月が経ち。。。

 

とある問題が生じ、

血液検査をすることになりました。

 

するとなんと!!

腎臓に関する3つの数値が

すべて基準値内に✨

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こんなこともあるのですねぇ。

まあ、ギリギリの値ですけれどね。

 

一度の血液検査で身体の状態を決めつけるのは

良くないとつくづく思いました。

 

 

そしてこの日、なぜ血液検査したのかというと、

朝7時ごろから一時間以上

お尻を痛そうにしていて、

よく見ると、便にもお尻にも鮮血がついていて

食べた朝ごはんも吐いたのです。

 

血便+嘔吐となると、

パルボなどの感染症か、

腎臓病が急に悪化したのか、

そんなところが怪しいのだそうで。

 

それで朝から慌てて病院へ連れて行ったのでした。

診察していただいた結果、

腎臓は悪くなっていない、

便に寄生虫もない、

熱もない、

というわけで、

便が硬すぎて肛門付近の皮膚が少し切れた、

ということでした。

 

 

ちなみに「グルコース」が高いのは、

緊張や強いストレスのせいだそうで。

 

 

帰宅して、『お籠りねこ』となったブーレ。

そうだね、こたつであったかくしてね。

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この日は夜までずっと怒っておりました。

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まぁ、いいじゃないの、ブーレくん。

ただの「切れ痔」だったんだから。

 

「痔」ではないよ!

 

そんな会話をして(笑)

 

次の日はちょっと元気に。

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便が硬すぎることもどうにかしてあげなければ

ならないのだけれど、

もしかすると、この一年、食べさせているサプリ

「イパキチン」のせいかもしれないと

先生は話してらっしゃいました。

 

けれど「イパキチン」のおかげで

腎臓病は悪化してないわけで。

 

それで、「イパキチン」は継続して、

胃腸の働きをよくする薬をもらってきました。

 

どうかな、効くといいけれど。

 

 

そんなこんなで色々なことが起きますが、

ブーレに関しては

腎臓病と向き合いながら

便の改善を目指すことが当面の課題ですわね。

 

とりあえず大事に至らなくてよかった(^^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023年9月15日 (金)

高齢犬スミレの夜と、トイレの話

 

高齢犬スミレの夜と、トイレの話。

 

スミレさん、そろそろ17歳。

視力が弱り、日が暮れた後は

部屋の電気ではほとんど見えない様子なので、

私が寝ている間だけは

安全確保のためにサークルに入れるようにしました。

8月中旬頃からです。

 

それから毎朝、4時から5時くらいの間に

『出してー』と吠えまして、

やがて慣れるだろうと無視していても

まったく変わらず、一生懸命に吠えるのです。

 

サークルを使うようになる前は、

明け方に吠えることはありませんでした。

 

サークルの中でお水を飲んでいるのも確認したし、

おしっこ・うんちもしているのです。

 

じゃあ、なぜに吠える??

 

きっと、朝4時すぎにしていることが

スミレには何かあるの??

 

それを遮られて、不満のワンワン!が出る??

 

うーむ。

心臓が弱っているからあまり吠えないでほしいな、

でも、サークルに入れておかないと

夜間は何か起こることやら…

 

気がつくと私が寝不足になり、

午前中から眠くて仕方ない日が続きました。

 

 

やり方を変えよう。

このままでは、誰もがしんどい。

 

 

そこで、スミレをサークルに入れるのを

やめてみました。フリーにしたままです。

 

同時に、トイレ場所を広く長く作り、

そこだけ明かりをつけておきました。

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そして足元がおぼつかないので、

回転しなくて良いように

一方通行で抜けられるようにしました。

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すると、深夜にトイレに入っておしっこをして

テケテケ歩いて出口まできました。

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しばらく固まったままでしたが、

こてんっと座り、しばらくボーっとして・・・

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ぱたんっと寝ました(笑)

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でも翌朝になると

以前の場所でスヤスヤ寝ていました。

 

 

ウンチはちゃんとトイレにしてありました。

 

そして朝は、まったく吠えませんでした。

 

 

スミレ的にはきっと、

 

何歩くらいでトイレに行けるかわかってるし!

 

匂いでどこら辺にいるのかもわかるし!

 

壁にぶつかったら曲がればいいし!

 

まだボケてないんだからね!

 

 

ということだったようです。

 

 

心配御無用、ってこと。

 

 

余計なお世話をして、

スミレにストレスをかけてしまったみたいです。

 

 

人はかなりの割合で視力に頼って生きているそうですが、

犬たちはそうでもないってことを

思い知らされた出来事でした。

 

やっぱりすごいね、犬たちの能力って。

 

昼間はこんな感じでジャスミンの傍で寝ています。

微笑ましいです。

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2023年9月11日 (月)

ミュウ15歳、ワクチンはどうする?

今日は三毛猫ミュウの定期検診でした。

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慢性腎臓病のステージ2と3の間、

と診断されてからそろそろ2年が経ちます。

 

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その間、体重は減る一方ですが、

腎臓病に関する血検の結果は

ほとんど悪くならず、

薬(テルミサルタン)は同じ量を服用し続けています。

検査は3ヶ月毎です。

 

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そんな状態なわけですが、

今回の検診の予約を電話でお願いする際に

「ミュウちゃんの定期検診ですね。

ワクチンはされますか?」

と、予期せぬ質問があったので

うーん、検討します、と答えました。

 

おそらく「年に一度の定期健診」と間違えたのでしょう。

私が予約したかったのは

3か月ごとの腎臓病定期検診なのでした。

でもやはり、ワクチンのことを考えてみると、

最後に打ったのは3年前。

2020年の9月。

 

Img_8930

 

 

普通なら、今年は打ったほうがよさげなのですが、

慢性腎臓病だし、15歳だし、

保護猫の預かりボランティアは今はやってないし、

この状況で接種するメリットあるかなと・・・

 

 

Img_9885

 

そこで、診察室で先生に相談する前に

判断基準を確認しておこうと、

「猫 腎臓病 ワクチン」

と検索してみたのです。

「腎臓病でも、接種できます」という内容もありましたが、

 

驚いたのは

「毎年ワクチンを接種すると、腎臓病になるリスクが5、6倍」

といった内容のものでした。

 

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私はずいぶん前から

コアワクチンの接種については

犬たちも猫たちも1年おきか、

それ以上空けていたのでちょっとホッとしました。

 

(期間を空けていた理由は単に「節約のため」)

 

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たしか数年前、世界小動物獣医師会(WSAVA)が

犬猫のワクチン接種は3年に1回を推奨する

と発表していたと思います。

たしかこのブログでも引用したことがあったような。

 

厳密には条件付きで、

保護施設やうちのような多頭飼育環境においては

それより短いスパンで接種が必要とあり、

私はそれも参考にし、

さらにかかりつけの先生にも相談し、

2年に1回、としていました。

 

 

けれどけれど、今回見つけた文献だと、

2年に1回でもリスクはあると。

 

ヒーッ!!!

 

その2年スパンを

どのくらいの年数続けたかにもよると思うので

これまた読み砕いてみようとは思っていますが。

 

 

※この情報についてご興味ある方は、

「猫 腎臓病 ワクチン」

で検索してみてください。

少し異なる表現もあるので

必ず複数の文献を読んでくださいね。

 

 

 

そんなわけで今回の検診では、

かかりつけの先生に相談することなく、

先生からも話がなかったので

混合ワクチンは打ちませんでした。

 

ミュウに関しては今後も打つことはないでしょう。

 

慣例になっていることでも

間違いってあるもんですね。

医療に関しては「間違い」とは言わないのかもしれませんが。

 

 

ミュウちゃま、高いところもまだまだ行けます。

関節痛などは無い様子。

このまま腎臓病が悪化せず、

どうか長生きしてほしいものです。

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