ジャス・ポコと森林公園へ
先日の日曜は快晴でした。
ここは、かすみがうら市の「三ツ石森林公園」です。
青空がきれい!
アビーと何度か来た場所。
あーーーー、懐かしい。
アビーの喜ぶ尻尾が
ふわっふわっとなびく様子が目に浮かぶ。
駐車場は狭くて、20台分あるかないか。
グリーンの屋根のログハウスに
事務所とトイレがあります。
ベストシーズン以外、人はあまりいません。
自然散策がメインで勾配もきついため、
市管理の公園といえど、幼い子供には不向きだし、
年配者にはちょっときつい。
けれど、管理はそれなりにされていて、
薪やら栗やら柿やらが販売されていたりします。
この日はシーズン前だったので薪のみ。
今回は珍しく夫も一緒に行くというので、
私がポコのリードを、
夫がジャスミンのリードを持ちました。
ポコの夫への馴れ具合は5割くらい。
夫がソファに座っていると
ポコはニコニコしながら寄っていきますが、
夫から近づくと逃げる。
立っている人が怖いとか、
正面から向かってくる人が怖いとか、
そんな感じです。
野良犬ちゃんの反応そのもの。
背中を向けた人の匂いは嗅ごうとする。
子犬時代に人間と暮らしていないので
仕方ないです。
話戻して。
2週間前の登山では体力不足を感じたジャスミンでしたが
今回はポコにパワーをもらったのか
驚くほど警戒に、楽しそうに歩いていました。
先のほうに赤いコーンがあるぞ。
ハチの巣かな。
と思った瞬間、スズメバチがブーンと威嚇してきました。
「わわ!!ちょっと待って!!」
と言った瞬間、ポコが私のほうに戻ってきました。
犬たちって、前へ前へ夢中に進んでいても
後ろの私の存在をちゃんと感じているんですよね、
アビーもそうでした。
スズメバチに遭遇した時の対処法は
野鳥の会のバードウォッチングの際に
会員の方に教えていただいたので、
ドキドキしながらも慌てず対処できました。
急にひらけて、ポコちゃん、緊張。
ジャスミンは常に私を見る。笑
途中に「マムシに注意」という看板あり。
秋の山は、気持ちがいいのですが、
スズメバチと毒蛇には注意しなければなりません!
ジャスミンも軽快に歩いていましたが、
そろそろ年齢的に、肉球の保護のために
ブーツを検討したほうがよいかもしれないなと。
30分弱歩きましたが、ポコは
前方から人がくるとピタッと止まり、
じっと様子をうかがっていました。
逃げたい、でも逃げられない。
で、おどおど。
それでも、進歩したなぁと思ったのは、
声をかけると一瞬ですが振り返りました。
段差の大きなところは、私も膝が不安に。(^-^;
ポコは軽快に下りてました。
ジャスミンは当たり前のように抱っこされてました。
抱っこが平気なコでよかったです。
この場所からさらに上へ
1時間くらいの山登りを楽しめるルートがあるのですが、
今回は軽装備なので
散策道を30分ほど周って終わりにしました。
上に行ったら行ったで、
アビーを思い出して・・・
悲しくなるというより、
楽しかった思い出にじわーんとするんだろうな。
12月になれば
スズメバチもヘビも落ち着くはずなので
その頃にまた行こうと思います。
ここの「モミジ谷」にはモミジの大木がたくさんあって、
とても見ごたえのある紅葉が見られますよ。
今回は夫が運転してくれたので
私は後部座席に乗り、
ラゲッジのソフトケージに収まるポコの様子を
よく観察することができました。
いやまあ、驚きました。
走っているときも体を固くして
緊張していました。
どうりで、敷いているタオルが
いつもなんとなく濡れているんだなと。
その正体は、よだれです。
よだれが出るほど、緊張するのか。。。
でも、アビーは車に乗せて
20分で吐いてましたからね。
それに比べたら、まだ弱めかな。
けれど、ここで雑な対応をすると
どんどん酷くなるかもしれないので
慎重にしようと思っています。
ポコの馴らしのためのお出掛けでしたが、
思いの外、ジャスミンが楽しそうで
体も良く動いていたのでそれが何より嬉しい。
10年以上前にお世話になったベテランカウンセラーさんと
最近お話しする機会があったのですが、
シニア犬には、若い子のパワーはとても良いのだと
教えてくださいました。
ポコちゃん、ありがとね。
ジャスもありがとうね。
なんだかとっても優しい時間が流れている我が家です。